見出し画像

世界はどのくらい雨が降っている?

こんにちは。今回は世界の降水量と気温について調べていきたいと思います。これも地理Bではよく出ます。地域ごとの雨の降り方や気温の特徴とその理由を押さえておきましょう。

データはこちらを使いました。

世界で一番雨が降っている場所は、パラオのコロールです。私も昔ダイビングをしにパラオに行ったことがありますが、確かにスコールのような雨が来ていました。

コロールの場所は?気候は?

フィリピンの近く、北緯7度と赤道に近い場所にあります。日本の真南です。

google map

パラオはミクロネシアにあり、火山とサンゴ礁の島々から成ります。

google mapより

ではコロールの気温と降水量を見てみましょう。
データは気象庁のHPから取ってきました。

ケッペンの気候区分では熱帯(Af)、年間を通じて28℃、降水量も常に200mm以上はあります。年間降水量は悠に3000mmは越しています。年間を通じて気温の変化が小さく、雨量が多いという典型的な海洋性熱帯気候です。

日本との違いは?

日本も雨が多いイメージですが、東京ではどうでしょうか。
日本のデータはこちらを使いました。

8月こそ400mmぐらい降っていますが、コロールほどではないですね。年間降水量1500mmです。しかし、世界的にみればこれはかなりの多雨です。米作りには1000mm以上は必要とされています。
夏が高温多雨、冬は低温少雨の温暖湿潤気候(Cfa)です。
日本は季節風の影響で太平洋側では夏に雨が多くなります。陸は温まりやすく冷めやすい、海は温まりにくく冷めにくいので、太平洋側では陸地が高温になり低気圧ができ、海は比較的冷たいので高気圧ができます。風は高気圧から低気圧に向かうため、夏の多雨となります。冬はその逆です。

その他の気候

では次に地中海性気候(Cs)を見てみましょう。
データは先ほどと同じで、気象庁のHPからです。

データの揃っているスペインのアルメリアを取り上げてみます。
場所はこちら。北緯35度ぐらい、東京都とほぼ同じです。

google map

これもまた特徴的です。全体的に降水量が少なく、夏にほとんど雨が降りません。北緯/南緯35度の西側海岸と言えば、地中海性気候です。

地中海沿岸は、サンゴ礁を起源とする石灰岩が多いため、それを用いた白い石造りの家が多いのが特徴です。またこの地域ではオリーブなどの硬葉樹がメインなのですが、これは建材には向かないのも石造りの家が多い理由です。

google mapより

夏の少雨と冬の若干の雨というのが地中海性気候の特徴的です。

この地域は地球の地軸の傾きと公転の影響で、夏は亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)の影響下に入り、冬は亜寒帯低圧帯(艦隊前線)の影響下に入るため、夏の少雨、冬の若干の雨という特徴的な気候となっています。地中海性気候は気候区分の中では1番出題されやすい区分です。

最後に乾燥気候を見てみましょう。砂漠はどれだけ雨が降らないか・・・
アルジェリアのイン・サラーというところです。
データはこちらです。

google map

サハラ砂漠の只中にあります。Google mapで見ても、カラッカラなのがわかりますね。植生なしというのが砂漠気候の特徴です。

google mapより

気温と降水量をグラフにしてみました。

夏は40℃、雨に至っては、年間30㎜もなさそうです。これでは農耕は無理ですね。

SASプログラム

世界の降水量を棒グラフにするプログラムです。
これは前回の森林割合を出したプログラムと同様なので復習として見てみてください。

こちらは、都市ごとの気温と降水量をそれぞれ折れ線グラフと棒グラフで重ねて表示するプログラムです。

今回は、データの読み込みにマクロを使っています。
簡単な記述ですので、マクロの使い方を是非読み解いてみてください。
このプログラムを使って、他の気候区分のグラフを描いてみて、その特徴をつかんでもらえたらと思います。実際に手を動かすと、プログラミングも地理の知識も定着しますよ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?