SASで地理B
理系と地理B
大学入学共通テストも3年目になりました。
理系志望の生徒は基本的には地理Bを取ると思います。私もそれは正解だと考えます。
理由は、以下のとおりです。
圧倒的に暗記量が少ない
傾向や理論を覚えれば応用が利く
統計学の要素が強いので理系向き
3か月毎日正しく15分勉強すれば、共通テストで確実に7割以上は取れます。
それは、模試で30点台しか取れなかった生徒たちが、私の15分のトレーニングで3か月後には安定して7,8割取れるようになったことから実証されました。理系の場合は、文系科目で高得点を狙う必要はありません。なぜなら2次試験での共テ配点で地理はそれほど高くない大学が多いからです。せめて足を引っ張らない程度に7,8割を目指すのが最適です。
この記事の目的は?
大学受験受験直前期の方には、この記事は向きません。なぜなら上記の勉強方法を紹介する内容ではないからです。3か月勉強法は、また別の機会に記事にしたいと思います。
この記事の目的は、旬の職業であるデータサイエンティストに興味を持ってもらおうというものです。
私自身、仕事で昔SASシステムを使うデータサイエンティストだったのですが、管理職になってからは、しばらくプログラミングから離れていました。しかしキャリアの見直しの一環でまたSASを使ってみたい、という衝動にかられました。
ただし、ただ架空のデータをいじっていても面白くないので、大学受験に役立つ地理に関する統計データをSASシステムで扱い、プログラミング技術と同時に、地理Bに出るかもしれない統計情報を発信していきます。
SASシステムとは?
SASシステムはSAS Institute社が販売している統計処理ソフトウェアです。
通常非常に高額なのですが、今回はSASが無償で提供している
SAS OnDemand for Academics
を使います。
データとしてはこちらが使えそうです。
世界の統計2022
では次回から、実際の統計情報を使って地理Bで出そうなポイントを取り上げていきます。データやプログラムも公開しますのでぜひ手も動かしてみてください。
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