見出し画像

LibreOfficeBaseサブフォーム

Webデータベースアプリを使うほどでもないけど、Excelでは物足りないという時に、LibreOfficeBaseはよいです。
MS-ACCESSは高いので、オープンソースのLibreOfficeBaseを色々と試してみます。
おそらくLibreOfficeBaseを使う人に初心者はいないと思うので、みんなが困りそうなところを中心に紹介します。

Wizardを使わないサブフォーム追加

MS-ACCESSと違って、サブフォームは表形式しか作れないみたいです。操作方法もACCESSとは全く違いますね。

まずは、メインフォームの編集画面のフォームナビゲーターから、「新規作成」→「フォーム」とする。

「フォーム」を好きな名前に変える。

フォームの属性の「内容」からテーブルを選択する。
その後、リンク元、リンク先で主キーを選択し、親子の関連を付ける。


「テーブル・コントロール」でメインフォームに空のテーブルを作る。

「列の挿入」→お好みのフィールドを選ぶ

「テキストボックス」というところを右クリックして「列…」を選びます。

「データ」の「データフィールド」で変数を選ぶ。

「全般」の「タイトル」を変えるとフィールド名が変わる。

フィールドの追加はこれを繰り返していきます。

メインフォームとのリレーション

フォームナビゲーションで、サブフォームを右クリックして、「属性」を選ぶ

「リンク元」、「リンク先」のキーを入力してリレーションを設定する

フィールドの移動はできない

作ったフィールドの順番を入れ替えることはできないみたいです。
感覚的に、ドラッグアンドドロップでフィールドの順番は入れ替えられそうですが、実際にはコピーになってしまいます。

「申請者との続柄」をドラッグアンドドロップすると・・・
コピーができます

なので、移動したいときはこの操作でコピーしてから元のフィールドを消すということをしなければいけません。

LibreOffice Baseは使える?

操作性は良くないですが、なんとか実務には耐えられるような気がします。
LibreOffice BaseはMS-ACCESSの60点ぐらいのしあがりなのかなというのが今のところの感想です。OpenSourceなのでボチボチ改善されていくのかなと思いながら使ってみます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?