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ippon blade 1000 Zen の補修

ランニングの途中で踵紐が緩んだので、締めなおしてから立ち上がったところで、ぽろり。右の下駄の刃先を保護しているビブラムシートが剥れてしまった。

剥れたのは残念なことだけれども、休憩のタイミングで剥れたおかげで、下駄本体を傷つけることもなかったし、ビブラムシートがなくなることもなかった。

TENARI に連絡し、ビブラムシートを送ってもらうことにしたけれども、ひとまず剥がれたビブラムシートを貼りなおすこととした。

補修道具

  • 紙やすり

  • 手袋

  • シューグー黒(接着剤として)

  • 薄板(ビブラムシートより少し大きめのもの;固定のための添え木)

  • 小型クランプ(固定具;たしかモクエンさんに薦められたもの)

補修作業

まず、下駄の刃と剥れたビブラムシートにへばりついているシューグーを剥す。刃の方は紙やすりで削り、剥れてきたものは指で引っ張って剥した。ビブラムシートに塗られたシューグーは固く絡んでいるのでやっかいだったけれど、爪をたてたり、剥れかけたものを力一杯引っぱったりしながら丁寧に剥した。

つぎに下駄の刃先にビブラムシートを貼り付けるために、刃先とビブラムシートにシューグーを塗布する。シューグーのプロ技を紹介する YouTube はとても参考になった。

  • シューグーを塗布する作業の途中で手が汚れやすいので、手袋をすること。(高橋哲さんのアドバイス)

  • シューグーを接着剤として利用するときは、接着前に5分ほど乾かすこと。(シューグー DIY@YouTube

  • 木べらを使う前に水で塗らしておくと、シューグーが木べらにへばりつきにくくなり、シューグーを薄く滑らかに伸ばしやすくなる。

  • 余分なシューグーで下駄を汚さないように、ガムテープやマスキングテープで部分的に覆うとよい。

  • 接着剤が完全に乾くのは48時間くらい。(シューグー DIY@YouTube
    ただ、このビデオを見るとわかるように、この DIY 例ではシューグーを厚塗りしている。ippon blade に薄塗りする場合は、24時間でも十分な気もする。

塗布が終ってから5分ほど待ち、塗布面のベタベタ感が収まるのを待ってから、ビブラムシートを下駄の刃に貼りつけ、さらに添え木を当ててからクランプで固定する。

作業を終えて固定したところ。このまま48時間待つ。

しっかりと接着できたら、ビブラムシートにシューグー(黒)で数層の保護層を作り、その保護層を守るためにビブラムシートの周囲をシューグー(透明)で保護する。この方法については、TENARI の YouTube でモクエンさんが解説している(けど、見つからない;モクエンさんの丁寧な仕事が参考になるのだけど)。

ビブラムシートにシューグーを三重に塗って、乾した。

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