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ウサギノヴィッチにエッセイマガジン。主に短編小説の書評のようなエッセイ中心だが、文学周りだけでなく、サブカルやガジェットまで取り扱う、なんでもエッセイ。
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2019年8月の記事一覧

シティボーイズのコントを見て、自分のお笑い感を書いてみた(ウサギノヴィッチ)

 シティボーイズ×三木聡のコントを久しぶりに見た。  二三年前の公演で、長尺のコント一本だけだった。  しかも内容が薬物中毒者の話。まぁそこまで内容に踏み込んでいないが、ダルクかどっかの設定にはなっている。  久しぶりにシティボーイズの三人だけのコントを見て、というかシティボーイズの公演のコントを見て、「あぁ、変わらない面白さだなぁ」と思ったし、懐かしいキャラクターが出てきたときには、声を出して笑った。  ぼくは、ペンネームの通り(?)ケラリーノ・サンドロヴィッチが好きで、ナ

第三期BiSについての所感 そして.......(ウサギノヴィッチ)

 BiSの第三期がデビューをしている。  一応、情報は追っているがいまいち食指が伸びない。好みの推しが見当たらないわけではなくて、曲がいまいち受け付けない。デビューの前に、ドロップボックスなどを使って無料配布していたのを聞いたが、好きにはなれなかった。  たぶん、スタンスというか、スタートが第一期と第二期とは違う。  完全に過去を捨てている。  BiSといえば「nerve」という第一期の曲があるが、それを第三期では披露してないし、デビューアルバムにも収録されていない。ちな

メタルマクベスdisc1をみました(ウサギノヴィッチ)

 三週間くらいかけて「メタルマクベス disc1」を見ました。  記憶が曖昧なところがあるけど、全体を通しても面白い作品だと思います。ただ、脚本がクドカン作品にもかかわらず、クドカンっぽさがないのは新感線と相性が良くないのかな。クドカンのニッチな笑いと新感線の王道的な笑いだと、「違うよなぁ〜」とため息を漏らしてしまうばかりです。  クドカン作品といえば、現在放送中の「いだてん」も「なんか違うなぁ〜」という気持ちで見ています。大人しい、上の人から粛々と脚本を書かされているような