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要求には応えないが欲求は満たせ!

幸せなドッグライフを‼️

ドッグトレーナーDorGです!

今回は要求には応えないが欲求を満たせ!についてお話します。

殆どの飼い主さんが心当たりあると思いますので、是非最後まで読んでください。

ドッグトレーニングで色んなわんちゃんや飼い主さんをみていますが、殆どの方がわんちゃんの要求に応えてしまい、結果問題行動に繋がっている事が多いです。

例えば、ご飯の時間が近づいてくると、ワンワンと鳴き、それに対して飼い主さんが「ご飯ね、分かったから大人しく待ってて!」とご飯を与えてしまうと、犬はワンワン吠えればご飯が貰えると学習し、ご飯が貰えるまで吠え続けてしまいます。

それがお散歩に対しても、ケージから出たいときも、留守番の時も、吠えに対して声をかけたり、それに応えてしまうと、吠えはどんどんエスカレートします。

トレーニング中にその説明をすると、皆さん理解して頂けますが、指摘を受けるまでは中々気づかないです。気持ちはめちゃくちゃ分かります。

吠えや鳴きに対しては無意識のうちに人は反応してしまいます。犬からすればしてやったりです。

犬は人が思ってる以上に賢い動物だし、意識は常に飼い主さんに向けているので、飼い主さんの行動や言動を良く見て学習しています。

吠え癖を止めさせるには、吠えを無力化する必要があります。つまり、吠えても何も起こらないという事を学習させます。

それが無視です。

無視が犬にとっては1番辛いです。
勿論体罰は論外です。

吠えてる間や鳴いてる間はとにかく無視。

変に叱ろうとして声かけも必要ありません。

女性がいくらダメ!と叱ったとしても犬からすれば構ってもらってると逆に喜んでどんどん吠える様になります。

犬も永遠も吠え続ける事は出来ません。
どこかで吠えや鳴きが止むタイミングが必ず来ます。そこで、犬に対して行動を起こしてOKとなります。

つまり犬に構うのは鳴き止んでいる時だけです。

この日々の積み重ねで、吠えは次第に減っていきます。

但し、大事なのはここからで、犬は当然『欲』があって鳴いています。

その『欲』は飼い主さんが事前に満たす事が重要です。

鳴き止んだからといって、お散歩もご飯も遊びも無しっていうのは、体罰と何ら変わりません。

1日の中で、ご飯、お散歩、遊び、それぞれの欲を必ず解消させておきましょう。

鳴き止ます為に、おやつをあげたり、声をかけたりが良くないというお話でした。

最後まで読んで頂きありがとうございます!


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