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皆さん、こんにちは、SNSドッグトレーナーDorGです。さて今回の週末ドッグトレーナーDorGは「生命」についてお話ししたいと思います。

今回はかなり私情が入りますのでご了承ください。

12月5日19時頃に僕が飼っておりました愛猫のリルくんが旅立ちました。9歳でした。

前日までいつも通り元気な姿でしたが、当日の夕方にぐったりとなり、急いで病院に連れて行きましたが、間に合いませんでした。急死でした。

少しリルくんの説明をさせてください。

珍しい立ち耳のオスのスコティッシュフォールド、リルくん。毛が単色でモフモフしたブサカワくん。

マイペースな性格で甘えん坊のクセして抱っこが嫌いな少しワガママな子。

小さな虫には勇敢に立ち向かうが、カナブンくらいの大きさの虫には怯んでばかり。

家にはリルくんの他に犬が4匹、そんな中、猫が1匹なもんだから、行動がどんどん犬化していく。

おかげで僕がドッグトレーナーであることも相まって、「お座り」「待て」「伏せ」が出来る。
「お手」だってやっちゃう犬みたいな猫でした。

他の犬の自己主張が強いので、1番の先住民だったリルくんはいつも遠慮気味で気使ってくれてた。

でも本当は凄く甘えたくて、他の犬が先に寝た後はいつもグルグル、グルグル言って擦り寄ってきました。

表情も豊かで嫌いな食べ物にはしかめっ面で睨み、マグロあげると笑いながら頬張る。
好きな物には無限のおねだり。

そんな猫でした。

もちろん家族なので、この9年間の間に何度も僕に怒られていますし、時には喧嘩をすることもあった。

本当に親バカですが、犬のようなヒトのようなそんな情がたっぷりの猫でしたね。

普段はしつけやトレーニングが大事だ!なんて発信してる僕ですが、昨日ばかりは違いました。

「生きててくれるなら言う事なんて聞かなくていい、好きな物も何でも買って上げる!」

病院に行っても、

「助かるならお金はいくらでも払います」

昨日ばかりは本気でそう思ってました。

ドッグトレーナーが言う事ではないのかもしれないけど、

ペットが生きてさえくれれば、何でも許す

元気なうちはそう思わないのかも知れませんが、これが全ての飼い主さんの内側にあるのではないでしょうか??

そして、昨日は生命の尊さをリルくんに再認識させて貰いました。人であろうと猫であろうと犬であろうと、生命に序列はないと、はっきりと思いました。野良猫でも捨て犬でもやっぱり殺処分はおかしいと思います。綺麗事であることは重々承知しておりますが、せめて今ペットを飼われてる方は、ペットの幸せ、後悔のない共生を今一度考えてみてはいかがでしょうか。

今回はドッグトレーナーというより、1人の飼い主としてお話しをさせて頂きました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

Twitterでお手をしているリルくんの動画を以前に発信しておりますので、合わせてみて頂けると嬉しいです。

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