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世界一尊敬するドッグトレーナー

幸せなドッグライフを‼️

ドッグトレーナーDorGです。

今回は僕が世界一尊敬するドッグトレーナーを紹介致します。

貴方の中で日本一のドッグトレーナーって誰を思い浮かべますか??


恐らく僕に関わった方は僕を思ってくれるはずだし、貴方に関わったドッグトレーナーを思い浮かべると思います。

日本ではドッグトレーナーの第一人者という方がまだいないのです。

というよりもドッグトレーナーの利用率は世界をみても低いし、認知度もまだまだ高いとは言えない状態。


そんな中、僕の中でこの人には絶対勝てないなぁっと思ってる方がいます。

いつも話を聞いて勉強させて貰ってる方です。

お写真を載せたかったのですが、それはNGだと言うことで断られました。

その人物とは、、


木村のおばあちゃん87歳です。
その相棒柴犬の花丸くん。12歳。


このお2人に最初に出会ったのは、僕が仕事をしている最中。

向こうからおばあちゃんと柴犬が散歩をしながらこちらに向かってくる姿がありました。

ここまでは普通に見る散歩風景。

そして僕の目はある1点に奪われました。


リードしてない!
しかも完璧なヒールウォーク

本来はノーリードは日本では許されない行為ではあるけれど、ドッグトレーナーの観点から言えばノーリードで散歩出来るのは理想。

直ぐに声をかけちゃいました。

「ノーリードでよく散歩出来ますね!?」

すると、

「3歳を過ぎた辺りからつけてないのよ!」

と返ってきました。

「トレーニングしたんですか??」

とまた尋ねます。

「しつけとか、トレーニングとかした事ないよ!」

と返ってきました。

「えっ!?」

思わず声が出ちゃいました。

どんな犬でもトレーニングなしでヒールウォーク、ましてやノーリードで散歩なんて考えられない。

皆んな、不安だからリードを付けて散歩しているのに、どうやってこうなったんだ?

話を聞くと、花丸くんを迎えたのは一歳の時に譲渡で迎え入れたそうで、孫のように接してきたと言いました。

最初はとってもやんちゃな子で何度も何度も噛まれたそうです。
それでも全く叱らず、動じず、花丸くんを尊重して生活してきました。

お散歩も最初は大変で、あっち行ったりこっち行ったりで腰や膝を何度も痛め、苦労していたみたいです。

飼い始めから1年半を過ぎたくらいから、花丸くんが急に大人しくなり、散歩も引っ張ることなく木村さんの横にピタッとくっつくように歩きだした様です。

木村さんは温厚で話し方も歩き方もゆっくり、いくら花丸くんが強く引っ張ろうともそのスピードにはついていけない。

それを1年半も続けていて、花丸くんも学んだのでしょう。何をやっても怒られない花丸くん。
木村さんの優しさに気づいて、花丸くんも木村さんに合わせるようになったのだと思います。

花丸くんも賢かった。

木村さんに犬と生活するコツを尋ねると、

「コツなどない、孫と接するのにコツって必要なの?」と聞き返されました。

「花丸を本当に孫だと思っているし、花丸の人生は短いから精一杯愛情を込めて育てているだけ」

その一心だけで育て上げたそうです。

最初は大変だったけど、花丸くんを尊重し、本気で向き合った結果、今のようになったそうです。


そして柴犬の花丸くんもおばあちゃんにベッタリなんですが、僕にも愛想良く接してくれます。

本当に木村のおばあちゃんには色んなことに気づかさせて頂けました。

・犬を家族と思い、人と同等に尊重し、接する

・何をしても犬は悪くない

・犬のペースに合わせない、いや、物理的に無理

・口調は出来るだけゆっくりと穏やかに

挙げればいくらでも出てきます。

しかしそんな尊敬する木村のおばあちゃんにも気がかりな事が。

絶対に花丸より先に死にたくない!

だそうです。最期まで看取りきることが、私の務めだって言ってました。

その使命感で今日も元気に過ごしているそうです。


もしかしたら貴方の近所にもいませんか?

お年寄りが柴犬をゆっくり散歩している姿を。

いたら1度声をかけて見て下さい。

何か気付かされてることがあると思いますよ。


最後まで読んで頂きありがとうございます‼️

木村のおばあちゃんが長生き致しますように‼️


必ず誰かのお役に立てると思います。宜しければサポートして頂けませんか?全て活動費に使わせて頂きます。