引っ張り癖は飼い主様がつけている

幸せなドッグライフを‼️

ドッグトレーナーDorGです。

今回はお散歩での引っ張り癖は飼い主様がつけているについてお話します。

貴方のワンちゃんに引っ張り癖はついてませんか？？引っ張り癖に悩んでいる飼い主様は結構多いです。でもその原因は貴方ですよ！！

ただ単にしつけ不足という訳ではなく、リードコントロールに問題があります。

引っ張り癖の原因は、お散歩を始めたその日からじわじわ始まっています。

犬が先に行こうとすると貴方はどうしましたか？
恐らく「待って」とか「ダメ」とか言ってリードを引っ張り戻そうとしたはずです。

その時の犬はどうでしょう？

後ろから引っ張られるもんだから、負けじと前へ前へと進もうとします。

最初は少しだった引っ張りも毎日毎日繰り返すことで引っ張りが強化され、気づいた時には手のつけられない状態になってしまいます。

この犬が前に反発して進む事を「反射」といいます。つまり反射的に無意識に前に力が働きます。

我々人間に例えます。

貴方は立っている状態です。そして後ろから軽く押されたとしましょう。すると貴方はどうしますか？？「このままでは前に倒れてしまうから、後ろに重心をかけよう」って思いますか？
そんな事頭で考えずに反射的に後ろに重心をかけませんか？？

これが反射です。

これを毎日毎日繰り返していると、犬は散歩の時に無意識のうちに前へ前へ自然と重心がかかるようになり、人が引っ張ってなくても犬は前に引っ張るようになります。

こうして引っ張り癖が完成します。

引っ張り癖のある方は心当たりありませんか？

ではどうすればいいのか？？

まずはリードを見直してみましょう。
コードリールになっている伸び縮みするフレキシブルリードを使っている方は、普通のリードに換えましょう。フレキシブルリードは誰にもメリットのない、極悪リードです。すぐに買い換えましょう。

①普通のリードでお散歩をする

②すぐに引っ張ると思うので、引っ張り戻さずに無言で前には進まず立ち止まりましょう

③犬が違和感を感じて引っ張るのを止めたら直ぐに褒めてあげましょう
※おやつを与えてもOK！クリッカーがあれば尚良

④引っ張るのを止めて褒めたら少し前に歩きます

⑤するとまたすぐに引っ張ると思うので②に戻ります

これの繰り返しです。引っ張り癖の強い犬は10メートル進むのに30分くらいかかります。
つまり飼い主様の根気が必要です。
少しでも妥協してしまえば引っ張り癖は直りません。かなり労力と時間を要しますが、そこは飼い主様が原因なのだからがんばりましょう。

またまだ引っ張り癖のない方はお散歩中に呼び戻しの練習をしながらお散歩しましょう。
声でコマンドでコントロール出来るようになると、普段のお散歩も楽しくなります。
そしてリードって悪だなぁって気づくようになります。

お散歩の上級者向け、ノーリード、ヒールウォークのトレーニングはまたどこかでnoteにします。

今回は引っ張り癖の原因と対処法についてお話ししました。もっと詳しく知りたい方はTwitterのDMでお願いします！

最後まで読んで頂きありがとうございます！