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見た動画を紹介する日記(2023年7月15日)第26回:瞳捜索シリーズ(カミナリの記録映像)

芸人コンビ、カミナリの2人によるYouTubeチャンネル「カミナリの記録映像」。

このチャンネルに注目するようになったきっかけは2つあって、ひとつはこのチャンネルの番組制作協力として、バラエティ番組制作会社ケイマックスが参加している点。
坂道系アイドルグループのバラエティ番組や、内さまシリーズ、さまぁ~ず関連の番組制作に関わるケイマックスの制作するバラエティ番組にほぼハズレ無しだと自分は思っているので、ケイマックス制作協力というだけで安心感がある。

もうひとつのきっかけは、「ジーコサッカーの中に瞳シリーズは本当に存在するのか?存在するとして今も入手可能なのかを調査検証する企画」が、何気にバラエティとしてだけでなく調査検証としてもしっかりとした内容だった点。

知らない人が「ジーコサッカーの中に瞳シリーズは本当に存在するのか?」と言っても「???」となると思うけど、これは、スーパーファミコンで、任天堂の許諾を得ていないオリジナルのアダルトソフト(瞳シリーズ、アダルトソフトなので当然そもそも任天堂の許諾が得られるわけもない)を作った会社が、当時スーパーファミコン用ソフトとして発売され、大量に市場に出回ったものの全く売れず、中古で投げ売りされていたソフト「ジーコサッカー」をコピー先のカセットとして使った……というアングラな話があり「見た目はジーコサッカーとして中古販売されているが中身は瞳シリーズのものもある……」という都市伝説的な話から始まったもの。
都市伝説的とは言っても、この話はゲームのアングラ方面では有名すぎる事実で、あまりにも有名すぎて、実物を見たことがない人の間ですらそれこそ都市伝説のように話や噂だけが広まっていたりする有名な話ではあるのだけど、とはいえ、もうスーパーファミコンの中古市場はもうほぼほぼ掘り尽くされてどんどん縮小している状態、かつ、そもそも瞳シリーズ自体はアングラ市場でかなりメジャーだったとはいえ、さすがに通常のソフトほど数が出たわけでもないので(それでも作った会社はめちゃくちゃ儲かったくらいには売れたらしい)、今、新規に見つかるのはなかなかに奇跡なことのはず……と思っていたのだけど、なんと、自力での捜索(購入)、チャンネルのファンに呼びかけてジーコサッカーを送ってもらった結果、その中から本当に「見た目ジーコサッカー、中身は瞳」が見つかってしまうあたりがこのチャンネルのすごいところ。

この企画含めて、カミナリの2人のトークが毎回面白く、それだけでも楽しめるし、ある意味ドキュメンタリー的な、チャンネル名どおり「記録映像」としても楽しめる凄みがある。
クソゲーとして既にクソゲー愛好家の間では擦られすぎている感もある「デスクリムゾン」も、カミナリの2人がゲーム実況するとまた面白さが引き出されるのだから芸人ってやっぱりすごい。


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