9月6日

9月6日

朝は痛み止めの点滴、その後産婦人科へ。最近ピルを飲んでいるのにも関わらず不正出血が酷い。それがちょうど自殺未遂の直後から始まっていて、あんなことをしたせいで体がびっくりして出血しているのかもしれないけど、心配なので検査を受ける。結果、子宮筋腫があるとのこと。しかし、今は特に治療はいらないとのこと。

毎日あの人が抉っていった胸の傷が疼いて苦しい。傷の疼きはあの日のことを思い出させて、私を完全に過去に閉じ込めてしまう。本を読んでても文を綴っていても疼き続けてる。あの人は私のことなどもう一ミリも覚えてないと思うけど、私はこの深い深い傷が癒えるまであの人のことやあの日のことを思い出さないといけない。

何をしていても傷が疼くから、疼きから逃れたくて編み物を今日もする。編み物中も疼いて苦しみが訪れることがあるけど、すぐに編み目に集中できるから過去にとじ込まれることはない。最近は編み物のしすぎで肩や首が痛くなってきたから少し休みつつやった方がいいんだと思うのだけど、休むと傷が疼き出すからバランスが難しい。

一縷の望みをかけてあの人に正直に胸の内を打ち明けようかと思ったこともあるのだけど、きっと余計に傷つくからあの人をlineの友達リストから削除した。


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