【インドネシア渡航】激安!750円で韓国焼肉食べ放題のお店に行ってみた
インドネシアで激安の韓国の焼肉食べ放題がトレンドだそうで、ジャカルタには多数のお店がオープンしているそうです。
しかし、ここはマカッサル。ジャカルタで最新店舗が登場してから、すこし時間が経ってやっと、店がオープンしますので、マカッサルで店舗があるということは、それなりに成功している店と言えます。
10か月振りのマカッサルではコロナ禍でつぶれたお店も多いのですが、その中で新しくオープンしたお店も、ちらほらあります。
コンビニの2階で、ひときわ明るい店内とネオンがマカッサルに似つかないのですが、最近オープンしたての韓国焼肉食べ放題のお店Simhaeを紹介します。
激安食べ放題
価格がたったの99,000RPとインドネシアでも価格破壊が起こっています。99,000RPは、日本円に換算すると750円です。実際はこの価格に10%の税金が加算されますが、それでも激安価格です。
食べ放題でなおかつ激安なので、どんな肉がでるのか興味もあり、新しい店でもあるので、試してみました。
食べ放題は90分間と時間制限がありますが、時間的には十分な設定でしょう。
コースは2種類あり。スタンダード 99,000RPまたはプレミアム119,000RPの2つのコースから選びます。牛肉はオーストラリア産とアメリカ産の牛肉を使用しているそうです。
スタンダード 99,000RPは、オーストラリア産とアメリカ産牛肉、鶏肉、魚、ご飯、キムチ、ソーセージ、レタス、ニンニク、タマネギ、そしてなぜか、お茶が付きます。
プレミアム119,000RPは、スタンダードで提供される全てにプラス、オーストラリア産プレミアムビーフ、サイコロステーキが追加できるのとドリンク飲み放題とアイス食べ放題が付きます。
毎度の定番ですが、焼肉にはビールが最高に合うはずですが、ビールは無いと言われてしまいました。ハラルの店らしく、アルコールと豚肉はありませんでした。
冷蔵庫に高く積み上げられた肉を食べきれる分だけセルフサービスで取りに行きます。
韓国焼肉としゃぶしゃぶが選択できるようです。両方選ぶと20000RP追加が必要ですが、ほとんどの人は焼肉を選択していました。焼肉の方が人気あるようです。
キムチやレタスもありますので、焼肉キムチレタス包みも可能です。
今回は、レギュラーとプレミアムの肉の違いを確認するため、プレミアムを選択しました。
皿の色で白がレギュラー、黒がプレミアムに分けているようです。
牛肉に関しては、しゃぶしゃぶを意識してか、かなり薄くスライスしてあり、肉が透ける位薄切りでした。肉の厚さは1mm程度しかないのではないかという位見事に薄くスライスしてあります。
プレミアムとレギュラーの肉の違いが良く分からなかったのですが、プレミアムの方が、若干脂身が少ないような感じです。
肉もかなり薄いので、焼くと1/3程度まで小さくなってしまいました。
2人のインドネシア人と3人で20皿位食べたら、結構おなか一杯になってしまいました。
これで、1000円いかない価格で食べられるのであれば、コスパはかなり良いと思います。
ローカルのインドネシア人にとって、夕食1000円はちょっと高いでしょうが、お店自体はかなり流行っていて、インドネシア人で満席でした。
激安は自由貿易の証
インドネシアで安い牛肉が入ってくるのは、インドネシアとオーストラリア政府が両国間の貿易関係を強化することを目的として、2019年初めに自由貿易協定であるインドネシア・オーストラリア包括的経済連携協定(IA-CEPA)に署名した影響が大きいのでしょう。
インドネシアは、オーストラリアにとって地理的にも近接した魅力的な市場といえます。さらに、インドネシアは2030年までに世界第5位の経済大国になると予測されており、食材の輸入が増加しています。
インドネシアも今年に入ってRCEPなどで市場開放しており、グローバル化された中で、今後色々なお店が登場してくのでしょう。
全体として、Simhaeは手頃な価格の韓国焼肉食べ放題システムとしては、まずまず成功しているのではないでしょうか。
お店はこちら ↓ サークルKの2階になります。
いつも最後まで読んで頂きありがとうございます。サポートしていただければ、いつも新鮮な魚を獲ってきてくれるインドネシア南スラウェシ州マカッサルの漁民達が少しでも生活が豊かになるような、国際協力に役立てさせていただきます。今はコロナでインドネシアに行けませんが来年から本格始動します。