[21.6.6(Sun)] 碓氷峠の雰囲気を感じながら ~県境撮影旅~Episode.2
前回に引き続き、群馬県での撮影記の続きになります。横川駅での昼食後は、折り返しの「ELぐんまよこかわ」の撮影からスタートです。
Nikon D5600 AF-P 70-300mm
1/800 F10.0 ISO800
JR信越本線 磯部ー松井田
横川から上り普通列車に乗り、現場の踏切に着いたのは通過の約2時間前。この日は最高気温が30℃近くにもなり、容赦なく照りつける太陽の下、日陰もない撮影地でひたすら待ち続けました。
この日はA36編成が高崎ー横川のピストン運用に入っていたようで、複数回にわたって撮影することが出来ました。
これら211系もJR東日本より置き換えが発表されており、貴重な記録のひとつになっていきそうですね。
それにしても暑い、暑い……。
待ち時間に徒歩で近くの薬局に赴き、ペットボトルの飲み物とアイスを購入。炎天下の中、冷たかったはずの水はものの10分でぬるま湯に変わり、アイスでリフレッシュしたはずの体は直ぐに火照ってしまいました。
過酷なようですが、意外と夏場の撮り鉄はこのくらいは当たり前、ですかね笑。
Nikon D5600 AF‐P NIKKOR 70‐300mm
1/1250 F6.3 ISO400
JR信越本線 松井田ー磯部
折り返しはロクヨンセンが本務機となり先頭に立ちます。役割を果たしたデゴイチは逆機で高崎へ戻ります。
今回はトップナンバーが登板したこともあり、ギャラリーの数も相当でした。ブロワー音を響かせながら目の前を走り去っていきました。この編成は品格がありますね。
Nikon D5600 AF‐S NIKKOR 18‐200mm
1/1250 F6.3 ISO400
碓氷峠鉄道文化むらにて
横川に戻り、すぐ近くの碓氷峠鉄道文化むらへ。ロクサンが所属していた横川機関区の跡地を利用した園内には、碓氷峠で活躍した車両や国鉄時代の名車たちが展示されています。
189系2両とEF63 11、12号機は再塗装が1年前に行われていますが、屋外展示ということもあり退色が進んでいました。しかし、ヨコカル現役時代を彷彿させるこの並びは一見の価値があるでしょう。
Nikon D5600 AF‐P NIKKOR 70‐300mm
1/1250 F5.6 ISO400
碓氷峠鉄道むらにて
「峠のシェルパ」は動態機もあり、構内数百メートルを体験運転できます。写真は25号機。力強いロクサンサウンドを楽しめるのは奇跡とも言えるでしょう!状態も良好のようです。
Nikon D5600 AF-P NIKKOR 18-55mm
1/400 F14 ISO400
碓氷峠鉄道文化むらにて
国鉄時代の名車はここには沢山いるのですが、敢えてこの機体を。EF65 520。今や「P型」の姿を見ることは難しくなっていますが、ここでは思う存分見学することができます笑。ボランティアの方々の手入れもあり、外板の痛みは少なく、風格も失われずに美しい姿を保っています。
Nikon D5600 AF‐S NIKKOR 18‐200mm
1/500 F4.8 ISO640
横川駅
17:30の閉園ギリギリまで入り浸り、ようやく帰路に着きます。帰りもJRバス関東の碓氷線にて軽井沢駅まで。車両は三菱ふそうエアロエース H654‐07411(BKG-MS96JP)。行き帰りとも高速車でしたが、乗り心地は流石ですね。
Nikon D5600 AF-S NIKKOR 18-200mm
1/50 F3.5 ISO640
しなの鉄道線車内にて
長野までの帰り道、キレイな夕焼けが車窓から見えたので、ついつい写真を撮ってしまいました。窓を開けて風を浴びながら本を読めるのは国鉄型ならではの楽しみ方ですよね。最後まで鉄道旅の楽しさを感じられた今回の遠征でした。
いかがだったでしょうか?今回はちょっと足を伸ばして群馬県まで行ってみましたが、「非日常」を味わうのもたまには良いですよね。また長野県周辺で機会があれば撮影に行きたいです。ここまでご覧くださり、ありがとうございました!
尚、撮影にあたっては食事時を除き原則マスクを着用し、感染予防を行っております。
それではまた、次回の更新まで!