#1_1 アイドルの定義
#1系統では「アイドルとは何か」をもとに、アイドルの歴史や存在意義みたいなものを深掘りしつつ、その価値提供、顧客体験の本質を探索していきたい。
ただ、毎回言う通りただの感想であり間違っているかもしれないという条件付きだが、特に私の体験談から語ると今回「アイドル」はアイドル、それも地下アイドルに制限され、そして男→女の視点でしか語れない。
そもそもアイドルへの感情は全方向に行われているであり、今や二丁目の魁カミングアウトやMM(メイメイ)のように性に対する悩みを持ちながらもアイドルとして輝く方々もいて、、、
と止まらなくなってきたが、要は一意見としてしか昇華できないものだと前置きしておきたい。
アイドルの辞書的定義
これも多種多様存在するが、とりあえずWikipediaによると以下の通りである。
アイドルは、「偶像」「崇拝される人や物」「あこがれの的」「熱狂的なファンをもつ人」を指す。英語(idol)に由来する語[1]。稲増龍夫やカネコシュウヘイは、日本の芸能界における「アイドル」を『成長過程をファンと共有し、存在そのものの魅力で活躍する人物』と定義している[2]。意味合いからすれば、熱狂的なファンがいればスポーツ選手など芸能人でなくてもアイドルに該当する(「クラスのアイドル」や「巣鴨のアイドル」・「学校の先生」・「文化祭での人気者」等)が、日本国内では芸能からアイドルが誕生しているため、ここでは芸能人としてのアイドルについて解説する。
出典:Wikipediaから
まず、「偶像」というところに着目すると、日本でも縄文時代から行われている神事であり、敬い崇める神としての存在である。
アイドルが神…というのは今では想像できないが、昔の松田聖子などを考えれば、「テレビの中だけの、特別な存在」が神に結びついたと言える。
ただ、今回考えていきたい商業的なアイドルと異なり、学園のアイドルなど多種多様なアイドルが蔓延る日本であり、ある意味「応援したい人=アイドル」はあっているかもしれない。
ここから「お金を払う対象としての(女性)アイドル」を考えていきたいが、そこにもさらに1つの壁がある。
それは「女の子が集まればアイドルなのか?」ということである。
アイドルの概念的定義
ここで私は一つのベン図を考える。
ここで、私はアイドルを歌手とダンサーのはざまにいる存在として定義したい。
女性複数人の歌手であればLittle Glee Monsterのような歌に重きを置いている現在の彼女たちをアーティストといってもアイドルという人はそれほどいないだろう。
同様に、E-girlsのように(歌が上手な方がいるのは承知の上で)ダンスに重きを置いている彼女たちをパフォーマーといってもアイドルという人はまたまた少ない。
その中で、私たちが常日頃目にしているアイドルという存在は、歌やダンスどちらかに寄るということはあっても、その2つを両立させている一種の総合格闘技といえるのではないか?(もしくはその両方ともに圧倒的な才能はないどっちつかずな状況ともいえる。)
また、ここから2つの事例も当てはめることができる。
まず東京女子流のアーティスト宣言。その流れはこの記事に書かれているが、要は歌の良さをきちんと届けるためにはアイドルではなくアーティスト(歌手)として届けたいという至極まっとうなもの。いわばアイドルの中で歌手寄りだったグループが歌手に行こうとして、明確な進歩をするために前向きにお別れをした(そして戻ってきた)ということである。
もう一つは卒業後の進路であり、地上では元NMBの山本彩が、地下では元まねきケチャの藤川千愛がソロシンガーとして活躍し、元欅坂の平手友梨奈がダンサー&パフォーマーとして活躍するに至った。
結論、何か注目してほしいものがあるか、もしくは総合的に見てほしいかでアイドルか否かは変わってくるのではないかと思う。
実は…
実は第3極に「モデル」を加えたくて、その方向に乃木坂・26時のマスカレイドなどが置けるのであるが、どこか「顔だけ」みたいな言い分で失礼に感じたし、そうではない気がするので外した。
まとめ
今回の食前舌語の定義は
歌、ダンスなどを総合して、女性の人間性そのものを売り出し、そして応援される存在である
といえる。
応援されない自称アイドルはアイドルではないのである。厳しい世の中だ…
閑話休題
コロナ禍で会社に行かなくなったが、なんと今の今まで会社にもっていっていた筆箱をなくしたことを気づかなった。
リモートワークになり使わなくはなっていたが、改めて自分の勉強していないふがいなさを痛感した…勉強しよ。
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