見出し画像

ラジオ17:じっと

じっと
1. 動かず何もしないさま。
2. 目を凝らすさま。
3. その事だけに神経を集中させているさま。
4. 力を込めるさま。

広辞苑

私の独断と偏見なのだが、文系(寄り)の(考え方をする)人よりも理系(寄り)の(考え方をする)人の方が、言葉の定義というものに厳密な印象がある。
引き続き独断と偏見だが、国語的な勉強は、言葉の意味がわかっているに越したことはないが、それよりもその言葉や表現が文脈状どのような意味を持つかを考えることが多いように思う。一方で数学的な学問は、言葉や数字などの定義は共通認識として存在していて、全員がその前提に立った上で考えを深めていくような。

仕事をしていれば文系理系など関係なく言葉を使う場面あるし、ときにはバックボーンの異なる相手に分かりやすく物事を伝える必要がある。
説明も文章におこすのと、口頭で説明する場合の特徴も違う。(これもまた個人の見解だが)
私はおそらく自分で分類するところの文系(寄り)の(考え方をする)人なので、細かな言葉の定義づけがやや苦手である。
たいていの情報を「文脈上こういう意味かな?」として受け取っている。知らない言葉が出てきても何となく理解できる反面、同じ情報でも話者や場面が変わった際に異なるニュアンスで受け取ってしまう危険を孕んでいる。
ゆえに、何かを説明するときに文章に起こすのが苦手で、できれば口頭で、その場面に適した情報を補足しながらファジーに伝えたいのである。

ただ、最近はそれを自分の弱点だと認識するようになっている。
それでもまだ文章にしたり、言葉の定義を説明したりすることに自信がないので、冗長になることを理解しながら説明などを附記しているのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?