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国際放送センターに行ってきました

noteへの投稿が久々なのは見なかったことにしていただいて、2021/8/4にアリババクラウド、SBクラウドからお誘いをいただきまして、東京オリンピック2020 国際放送センターに行ってきました。
みなさんご存じかと思いますが、アリババグループは東京オリンピック2020のワールドワイドパートナーの1社で、契約カテゴリーが「クラウドサービス/Eコマースプラットフォームサービス」です。アリババクラウドが様々なコンテンツを支えるテクノロジーを提供してくれているおかげで、今までにない開催ではあるものの、オリンピックを楽しめていることになりますね。本当にありがとうございます。

そんなわけで国際放送センターの中に入れることになったので厳重な入場手続きを経て、入場です。
といっても、建物は展示会で何度も訪れている東京ビッグサイトですから、微妙に実感がわかないなぁと西棟の方を進んでいると

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東京オリンピックのパートナー(スポンサー)がずらりと。そして、あちこちに

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OMEGAが時を表示してくれています、カッコいい…。
少しずつオリンピック感を感じられるようになったところで、見えてきました、今回の機会をつくっていただいたアリババクラウドのブースが。

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あれ?アリババクラウドにイメージキャラクターいましたっけ?とアリババクラウドの方に失礼ながら確認しまして「宝(バオ)」くん(ちゃん?)でした、覚えました、失礼しました。
また、大画面に映っているのは、東京オリンピック関係者に提供しているサービスの紹介です。サービスであってインフラ技術を紹介しているわけではないので、直接的な広告になっていないのが特徴でした。
というのも、国際放送センター内にブースをだせているのは今回アリババクラウドだけでして、他パートナー社のブースは全くなく、後ほど紹介しますがショップとしてコカ・コーラがあるぐらいです(普段なら東京ビッグサイト内にあるローソンやファミリーマートの店舗は閉鎖されていました)。
ちゃんと確認したわけではないのですが、コロナ禍ということもあり、集客的な要素を避けているのとトヨタ自動車がCMを中止したことなどがおそらく影響しているのでしょう、直接的な広告を避けて、あくまでもオリンピックを成功させるために、オリンピック関係者へ提供しているサービスの紹介や支援といった無償の要素が強いから唯一出せてたのではないかなと勝手に予測しています。個人の意見・感想ですので間違ってるかもしれません。
さて、大画面そのものでは、どんなサービスを提供しているのかを英語と日本語の説明文を見ることができます。どんな感じなのか、一部のサービスですが、写真を掲載しておきますね。

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次にAlibaba Cloud Pinの紹介です。Alibaba Cloud Pinとは

- 「Alibaba Cloud Pin」:伝統的なピンに新たにデジタル機能を追加したデジタルウェアラブル・デバイスで、オリンピック期間中に国際放送センター(IBC)やメインプレスセンター(MPC)で働くメディア関係者が、安全かつインタラクティブな方法でお互いに交流し、ソーシャルメディアの連絡先情報を交換できるように設計されたオリンピック初のクラウドピンです。

うん、よくわかりませんw
現物は直径3cmぐらいのサイズのIoTデバイスです。オレンジのボタンを押すと、Alibaba Cloud Pinで交換したFriend数やオリンピック期間に歩いた歩数が表示されます。
相手との交換は裏面をお互いタップすると振動が発生し、交換が出来たことをお知らせしてくれます。登録時に「twitter」「Facebook」「Instagram」のSNS情報を登録しておくと相手のSNS情報がスマホのアプリから見れるようになります。このコロナ禍においては短時間かつ会話量も極小で相手との挨拶から連絡先交換が出来るのは、非常に有効な手段だなと思いました。

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また、それだけでなく、国境を越えた交流が簡単に可能で、我々もブースでAlibaba Cloud Pinの登録をしていた際にも、どこの国の方かは全くわかりませんでしたが、
「Hi! Pin tap,tap」と声をかけられたので → タップで交換 → 「Thank you!」
と国際社会においては微妙な関係性ではあるものの、オリンピックや報道という世界においては、何ら関係がないんだなという素晴らしさも体感することができました。どうもFriend数が一定数を超えると、宝(バオ)人形が企年にもらえるようで、ブースにはひっきりなしに報道関係者がうれしそうに報告をして記念品を選んでました。
※ どっかの新聞記事に
「個人情報の収集に使われたら嫌だね…」
ってありましたけど、そんな狭いこと言ってるの極一部だと思いますよ。

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真ん中の宝(バオ)くんが阪神タイガースに見えて仕方がない…。

続いてNHKの8K SUPER HIGH VISION THEATRE Roomに潜入。

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写真ではまーーーーーーーーーーーーったく伝わらないと思いますが、、、

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310インチの大画面で画像圧縮なし(だと思う)8K映像を見ることができます。綺麗とか鮮明とかそんなレベルではありません。会場で見ている感じで、アップになれば隣にいるんじゃないかと錯覚し、上からの映像の際には2階席から見てる感覚で、見入ってしまいました…。
お酒を買い込んでパブリックビューイング的に出来るのであれば1日中オリンピックを満喫できますね。そんなことした日には追い出されるだけでなく、NHKの7時のニュースでトップ飾っちゃいますがw

さて、見入っていたら本題のOBSテクノロジーゾーンの見学ができなくなってしまうので、後ろ髪を引かれながら移動開始。

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OBS内では大きく4つの部屋にわかれていて、リアルタイム配信や編集、映像のアーカイブ管理などを行っていまして、写真では伝えきれないのでリンク先の短い動画で少し雰囲気を感じていただければと。もうちょっと良いスマホで動画撮影すれば良かったととても後悔してますが。。。
※QRコードを読み取ってもらうと専用サイトに行けます。

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今回のオリンピックは日本もメダルラッシュで毎日オリンピックを体感&楽しめていたんですが、OBS内で多くの方が世界各国に映像を届けられるように尽力いただいているからこそ、我々もコンテンツを楽しめているんだなと大変感謝するとともに、最も東京オリンピックというものを体感・実感できました。結局はスポーツよりも技術に興味があるってことかもしれませんが…💦

最後におまけ。

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コカ・コーラのショップですが、お値段がなんと

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280円!
いわゆるイベント会場価格ですね。スーパーで100円ぐらいと考えると約3倍のお値段です。
ん?3倍?そして赤い?ってことは例の赤いモビルスーツと一緒ですか!?

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買って飲んでみたのですが、普通でした。
ラベルを見ても3倍カロリーでもなく3倍の原材料が入っているわけでもなく、単に普通。なんてことを今回一緒に参加した方々と無駄に盛り上がってました(申し訳ありません)。
※ さらに実はこの3倍近いお値段のコカ・コーラをアリババクラウドの方に購入いただいたので、ケチつけてる割に実は(本人負担)0円とたちが悪い集団でした…。

最後の最後に、このような形で東京オリンピック2020を体感・実感することができるとは全く思っていませんでした。
まだこのnoteを投稿した時点でオリンピックは終わっていませんし、色々言われているオリンピックではありますが、学びあるオリンピックだったと思える結果になることを願っています。

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