「点と線」ときどき藪蛇

前回載せた、この本が、思わぬところで別の書籍との共通点を見出すことで
新しい視座を見出したわけですが、この著作の絡みでまた新たな本との
関係が見いだせたのですが・・・・・・・・・


次なる書籍が、参考書籍として挙げられていたので、取り寄せたのですが、
その総ページ数、なんと600ページ。
表紙こそ、ちょっとポップな感じはするのですが、中身はガチガチの
経済研究の論文です。
本を見たとき、「厚い!!」と思うほどの厚みがありました。
これはかなり、時間がかかりそうです。
もちろん、上記の本とは違うので、別の「点」ではありますが、
今回ではなくともいつか別の時に「線」となることは十二分にありえるので、これもまた新しい「点と線」なのですが、600ページはなかなかの
重量感です。

業務に使う専門書は、1000ページ超えのものは珍しくないですが、
都度都度調べるために使うため、一からすべて一気に読了ということは
ないのですが、今回は、完全に自己研鑽の範疇なのですが、
結構大変そうです。

ただ、この書籍に関しては、

こういった指摘も入っているようなのですが、
ただ、研究というのは、いつも後日、変わったり、間違っていたと指摘が入ったりすることはよくあることで、検証がされ、より洗練されているともいえるので、
「一部が間違っていた」からといって、すべてが間違っているわけではなく
全体としての研究結果が有用かどうかによるものだと思っています。
特に数字やデータの部分は、切り取り方でいくらでも加工が可能ですし、
自分の主張のために見やすく加工する段階で変遷することはよくあります。

盗用や、捏造、改ざんがあっては困りますが、すべてにおいてパーフェクト
というものは、人間である限りありえませんから、
なにが得られるかは、まさに「読んだ人次第」という部分もあるかと思います。

もちろん、業務に使用するものは正確性が重要ですから、
一部ですら間違ってはいけないのですが、自己研鑽の範疇であるならば
十分許容範囲ではないかと思います。