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ヘロン社のマルセイユ・タロット

きたーーーー!!
ついにきたーーーーー!!!!
この、灌仏会(花まつりとも言う)の素敵な日に、
マリア@マグダラがキリストの足に香油を塗ったことに思いをはせる
イースター四日前に、
やっときた。

かなりチャンスを待った、ヘロン社のマルセイユ・タロットです!!

ステラさんちのお店が移転になるというメルマガを読み、見に行ったら再入荷してました!
よ~し、あとでぽちっとしよ~・・・・と思って数時間後、売り切れましたという連絡が。。。
なんでも大量に購入された方がいらっしゃったのだそうです。

わかるわぁ~・・・だって売ってないもん。
日本にいても比較的利用しやすいアメリカのサイトでも売ってないもん。
フランスのサイトで見つけても「海外へは発送せんよ」って感じだったり
なんかユーロが怖くってぽちっとできなかったりして、お手上げ状態だった。
これがベスト・デッキだったら願ってもないチャンスだもんね。

すぐに再入荷の手配をしてくださるとのことで、待つこと一週間、届きました。
お高いタロットデッキですが、その価値があるのかどうか、おつきあいしてみたいと思います。
ではでは、まずはの印象レポート。

① 「薄い」
マルセイユの古い版を使ったものは、厚紙切りっぱなし、という感じのものが多いのですが
これは現代普通に流通しているタロットみたいな紙質・つるりん感・薄さです。
シャッフルしやすそう。

② 「裏面が素朴でかわいい」
裏面の葉の模様が、いいですね~。
ベージュだとは思ってませんでした。予想外。ちょっと妖精の国ちっく。

③ マイナス面「なんで白い枠つけちゃうの・・・(;△;)」
ヘロン社だったんで期待しちゃった、厚紙・切りっぱなしを切に希望します。
ノストラダムスのタロットのほうが、イメージに近かったんかな~。
でもピアトニックの失敗しそうだと思ったしなぁ。
(ピアトニックは厚紙・切りっぱなしなんだけど、緑色っぽさが私には無理だった)

④ 「赤い!!」
法皇のマントとか、まぶしいです。。。

アメリカのタロットフォーラムで「Fluffy(“ふわふわしてる~”みたいな感じ?)」と
表現されていました。どうなんかな。
ステラさんとこでも「女性向き」となっています、かわいらしいことは、かわいらしい。

うん、このタロットは「普通に使えるマルセイユ」のくくりで、
ロ・スカラベオ社のニコラ・コンヴェル版に近く(版は一緒だし)、
より裏面の違和感がない、という立ち位置ではないかと思います。

2009-04-08 記

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