見出し画像

満月キャンプタイムに出店してきました!

文章:久保有美(くわくわ企画 理事)

満月キャンプタイムとはどんなイベント?

 2022年10月の満月の夜に、琵琶湖のほとりで、スペシャルライブにナイトマーケット、焚き火やテントサウナもあり、次の日は早朝マーケットにピアノソロのモーニングライブまで・・・内容盛りだくさんな内容で行われたイベントです。

 主催者の皆さんは、今回のイベントの前から満月の日に琵琶湖でマルシェを開催する、「満月マルシェ」を定期的に開催されていました。しかし、コロナ禍になり、マルシェも中止に。
 なかなか再開をしていなかったところ、マルシェの中心メンバーとの何気ない会話からこのイベントをやることを決めたそうです。

-主催メンバーの一人:しょうへいさんより
 絶賛コロナ禍ということもあり、人とのリアルな繋がりが持てなかった中で、いろんなフラストレーションもあったり、どこか充実感のない日々にやるせない気持ちになっていた時期に、やっぱり人と会って通じ合うこと、ポジティブなものを人と共有することで生まれる充実感や日々のハリみたいなものは絶対必要だよね〜と、そんなことを話していました。そんな中最後に出た言葉が、「一旦さ、焚き火とか囲みながら、"みんな" で乾杯できたら絶対楽しいだろうな〜」
 そんなことをポロッと口にしたところから、いろんな妄想が膨らんでいき、じゃあ2022年の秋の満月に楽しいイベントやろうか!ということになりました!

 満月キャンプタイムの主催者の皆さんとはプライベートでも仲が良かったくわくわ企画代表の徳ちゃん。
 今回、出展者として満月キャンプタイムに参加してきたくわくわ企画ですが、 どんな経緯で参加することになったのでしょうか。

- 徳田 嘉仁(くわくわ企画 代表理事)

「とくちゃん、今度琵琶湖でキャンプするんだけどさ、遊びに来ない?」
最初主催メンバーの方からもらった一言は、本当にただこれだけ。笑
それくらいフランクで、"何かを達成させないといけない"イベントではないゆるーい始まりが心地よかったです。
 実際、イベントを行う前にも主催メンバーや出店者数人で琵琶湖でキャンプをして、上述の西くんのイベントに関する想いなどを聞きながら。
「なんか楽しそうだし、なに出したらいいか分かんないけど、とにかく遊びにいくわ!」
そんな感じで、出店が決まりましたね。笑


くわくわ企画はテントサウナと手相占い・似顔絵セラピーを提供!

 くわくわ企画は「生(せい)について真剣に考える遊び場を作る」、「医療✖︎(かけあわせる)」ということを主軸にさまざまな活動をしています。そこで、診療所としてテントサウナを参加者にご提供することに。併せて手相占いが得意だというメンバーにも活躍してもらうことにしました。

 また、くわくわ企画に似顔絵セラピー・ホスピタルアートを展開されている村岡ケンイチさんもこのイベントに鳥取から急遽ジョインしてくださることになり、特別価格で似顔絵セラピーを提供していただくことになりました。

似顔絵セラピーとは?

さらにくわくわ診療所のオープンミーティングも開催!

 法人としては新しい診療所のホームページ制作をどんどん進めているタイミング。 せっかく地元・琵琶湖のほとりでのイベントだったら、そこに興味を持ってきてくれた人の声も聞いてみたり、どんなことをこれから私たちがやっていくのかを知ってもらう機会にしてもいいんじゃない?と準備中に思いつき・・・みんなに見て聞いてもらえるオープンミーティングを開催!

実際に出来上がったホームページはこちら>

このホームページは素敵な音楽が流れます。
この音楽はページをスクロールすると音がどんどん重なり合っていきます。

この音楽を担当いただいたのも、満月キャンプタイムでライブ開催をされた、NABOWAのバイオリニスト山本啓さんです。

昨年のイベントのライブで啓さんがこの音の重なり合いを披露いただきました!
その重なり合いが忘れられなかった代表の徳ちゃんがホームページ上でその体験を少しでも展開できないかな、とオープンミーティングで話したことがきっかけです。
ぜひホームページを見るときは、音の重なり合いを楽しんでほしいです!

もちろんこのオープンミーティングに欠かせない、くわくわ企画の情報編集チームとして参画してくれているbank toのメンバーも京都からキャンプに参戦して、オープンミーティングで出た意見を一つづつ丁寧にくわくわメンバーと対話を繰り返し、ホームページを完成させてくれました。

オープンミーティングは焚き火を囲み、深夜まで続きましたが、途中サウナに入る人がいたり、眠くて離脱する人もいたり、ワインを飲み続けながら議論を熱く展開する人もいたり・・・

深夜まで続いたと思えば、朝日を浴びてコーヒーを囲んで話をしていました。朝夜は風が出てきたので少し荒れていた琵琶湖も、朝になれば穏やかに。

いろんな人がいて、思い思いに過ごしている。

楽しそうだなと思ってナイトマーケットに来てみたら、
なんだか知らないけれどまちづくりや診療所についての話が聞こえてきて、
自分のこれからの暮らしについて考える時間がちょっとあった、
なんて人もいるかもしれません。

そんな人がいれば、くわくわ企画としてはガッツポーズ!
 それは、私たちが目指している、
「楽しそうだと思って行ってみたら、それがたまたま診療所だった」
というゴールを目指しているから。

医療を受けるんだとという気持ちや症状が積み重ならなければ受ける気のしない医療よりも、なんか面白そうな場所だと思って行ってみたら、なんだか人とのご縁もあって、話をしていたらちょっと診てもらおうかな、という気持ちになった人が発生するような、病院という場所・医療の再定義を掲げているからですね。

この満月キャンプタイムに参加をしたのは、
ほんのちょっとのきっかけやご縁がつながった結果。
どこでどんなご縁やつながりが生まれるかは、わからないものです。
そのつながりから、どんな関係性が重なり合っていくのかも、
誰にもわかりません。

くわくわ企画の診療所でも、ちょっとのご縁やつながりが発生するような空間にしていければいいな、と改めて感じたイベントでした。
主催者の皆様、とても素敵なイベント開催をありがとうございました。 一緒に参加された皆さん、とても楽しい時間を共有できてよかったです。 また楽しい、おいしい、居心地がいい、どこかの場所でお会いしましょう〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?