素晴らしい報道が行われた

素晴らしい報道が今日行われた。私は耳を疑ったがこれは事実に間違いない。
一つは女性人権活動家がノーベル賞を受賞したのである。私は以前からノーベル賞の中でもノーベル平和賞が最大の名誉であると思っている。今年度のノーベル平和賞の受賞がイランの女性活動家であるモハンマディー氏に決定したと言う。
アメリカでは人権問題でデモが起きていると言う。民主化に向け世界は大きく変わっているとしか言えない。おそらくウクライナ問題も解決すると思っている。

しかし、いつの世でも頑迷な保守派と言われる人が必ずいる。このような人が評論家としてメディアに登場していることは日本の悲劇である。

私は毎日、WBS(ワールド・ビジネス・サテライト)を日課としてみている。
私が怒っているのは、国民の世論に押されて、異次元の総理大臣は減税を宣言した。最初は減税は法人税減税であったが、世論に押されたのだろうか、「消費税減税」をぶち上げた。まさに日本に民主化の波が押し寄せたとうべきであろう。
しかし、WBSに出演している高齢の評論家は、消費税減税に疑問を投げかけた。減税反対と言わんばかりの口調であった。以前からその高齢のWBSの評論家は的外れなことが多かった。

元来、評論家というものは政権に立ち向かうものである。政権にこびへつらう評論家は評論家ではないと私は思う。

日本は名目上であるとはいえ民主国家である。高齢の評論家が消費減税を否定するのは仕方がない。
多くの政治経済番組は、数人の評論家が同じテーマに関して討論する。しかし、この番組ではアナウンサーと高齢の評論家だけで行われる。そしてこの高齢の評論家は「消費減税は慎重に」と訴える。誰も異議を挟む人はいない。なにせ出演しているのは一人だけであるからである。
これが民主国家の報道番組なのだろうか。

私は個人的には「パックン」のファンである。彼はハーバード大学卒業の俊才である。若くて理論整然としている。パックンと高齢の日本人評論家を見ていると、日本が政治的、経済的に衰退しているのが良くわかる。
出来れば2,3人で同じテーマで評論するべきである。
必ずしも高齢の評論家が間違っていて、若い評論家が必ず正しいとはか限らない。それを判断するのは視聴者である。
WBCの制作者に言いたい。すぐに高齢の評論家にはご隠退いただき、パックンを登場させてほしい。
私は消費減税に大賛成である。そして軍備縮小にも大賛成である。
高齢の評論家ではなく、パックンも消費減税に反対、軍備縮小にも反対であるなら、私も意見を変えるかもしれない。
何故なら高齢の評論家は理論になっていないからである。パックンが理論整然と消費減税に反対、軍備縮小にも反対というなら私も考える。
高齢の評論家は理論としてなっていない。しかし、同じ意見でもパックンなら理論整然と説明すると思う。

あの高齢の評論家こそ、日本が経済的、政治的機に直面していいる最大の原因である。

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