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個人的に気になったXR関連ニュース(2021年9月第4週)

※9/19~9/25。下に行くほど古い記事になります。

Oculus App Labに1本2万4000円のアプリが登場

 Fetal Heart VRという医療用独習アプリです。アプリの内容がどうこう、という話ではなく、App Labなら240ドル(日本円では2万3990円で販売)でも出せる、というところがポイントかと。正式版のOculus Storeではおそらくこの値付けはできなさそうなので(少なくとも今のところは)。

ClubhouseにHigh Fidelityの空間オーディオが採用

 最近ではすっかり話題の少なくなったClubhouseですが、同サービスにHigh Fidelityの空間オーディオ機能が採用されたようです(iOS実装済み、Androidは後日)。
 High Fidelityといえば、『Second Life』の元CEOフィリップ・ローズデール氏が設立したスタートアップ。当初はソーシャルVRを開発していましたが、現在はピボットして空間オーディオ(Spatial Audio)の企業になっています。
 お気に入りの配信が休止中なのでClubhouseには最近は行っていませんが、Android版にも実装されたら一度体験してみたいと思います。

フェイスブックのスマートグラス「Ray-Ban Stories」に対する懸念表明

 あいかわらずフェイスブックは警戒されまくってるなあ、というお話。

Netflix、Oculus App LabでVRゲームをリリース

 Netflixがゲーム分野への進出を示唆していたことや(実際にゲームをリリースした)、フェイスブックのVRコンテンツ担当がNetflixに移籍したことは知っていましたが、今回のリリースはサプライズ感が強いです。
 一方でApp Labで見るとリリース日が4月21日になっていたりと、実は結構前からいろいろ動いていたのかもしれません。

Nianticが開発するAR版『カタン』が開発中止に

 正式タイトルは『Catan:World Explorers』。ナイアンティックが開発を担当し、βテスターを募集しているところまでは知っていましたが(私も登録していた)、海外ではもうとっくにβテストをしていたんですね。
 開発中止の理由については公式コミュニティブログに出ていますが、「新型コロナウイルスの影響で外出に一定の制限がある」ということだけが理由ではなさそうです。

閲覧専用、NFTマーケットプレイスのスマホアプリ「OpenSea」

 昨今のバズワード「メタバース」との相性が良いとされるNFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)。そのNFTを利用したデジタルマーケットの最大手OpenSeaが、閲覧専用のマーケットアプリをリリースしています(Android版iOS版)。
 実際のアイテム売買はできませんが、そもそも仮想通貨を頻繁に使っている人はまだそんなに多くないと思われるので、自分も含め「NFTってなんぞ?」という初心者にはちょうどいい感じかと。

 ちなみに先日発表があったキズナアイのNFTアートもここにあります(200個限定のアイテムはすでに完売)。



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