見出し画像

個人的に気になったXR関連ニュース(2022年3月第4週)

※2022/3/20~3/26。下に行くほど古い記事になります。

Quest 2でピアノの打鍵練習「PianoVision」

 UploadVRの記事はこちら。Quest 2のパススルー機能を使ってMRでピアノの練習ができるアプリで、現在はアーリーアクセス版ということで登録が必要です。

 同様のアプリは過去にもリリースされていますが、このPianoVisionはMIDIキーボードに対応している点が特徴。MIDIキーボードをPC(Windows / Mac)とUSB接続し、アプリ(Quest 2)は無線で利用できます。他にも楽曲の速度調節、メトロノームの使用、片手ずつの練習モードなどもあるようです。

「大・東方Project展」に紅魔館VR画廊が登場

 4/2~5/22にかけて開催される「大・東方Project展」の入場ノベルティとして、東方ProjectのVRコンテンツ「紅魔館 VR画廊」にアクセスできるシリアルナンバーが配布されるとのこと。

 シリアルナンバーはGugenkaのHoloModelsに入力して利用できます。また、VRコンテンツから関連アイテムのオンライン購入もできるとのことです。

 東方ProjectのコアファンとVRユーザーがどれくらい重なるのかわかりませんが、VRコンテンツがノベルティグッズになることや、企画全体におけるユーザー回遊動線(リアル&オンライン)の作り方などには注目しておきたいです。

池袋にVRプレイスポット「X-STATION」がオープン

 池袋の「タイトーステーション池袋西口店」内にできたそうです。

 コロナ禍で停滞してしまっているVRエンタメ施設(LBE)、海外では少しずつ復活の兆しが見えますが、日本ではまだ当分……という感じ。そんな中でのオープンなので、うまいこと回るといいなあと。VR体験の入り口としては、VRヘッドセット購入よりもこういう施設型のほうがハードルが低いんですよね。

Snap、BCIスタートアップNextMindを買収

 BCI(Brain-Computer Interface、脳波による操作システム)はまだまだこれからの技術ですが、Snap自身も自社のARグラス「Spectacles(4th Gen)」ともども育てていくつもりのようなので、気長に見守っていこうかと。

Zoom、アバターで参加可能に

 TechCrunch Japanの日本語解説記事はこちら

 今後アップデートの可能性もあるということで、アバターの種類が増えることに期待でしょうか。自前のアバターとか持ち込めるとグッと選択肢は広がりますが、メインはビジネス用途と考えるとそこまで自由度を上げたりはしないか……。

クアルコム、1億ドルのメタバースファンド設立

 正式名称「Snapdragon Metaverse Fund」。クアルコムはこれまでXR方面に多大な投資をしており、今回も「メタバース」の名を冠してはいるものの、実態としては従来路線と変わらず、といった感じです。

クアルコムとスクウェア・エニックスがパートナーシップ締結

 開発プラットフォームにSnapdragon Spacesを利用するということから、カテゴリはARっぽいです。スクエニ側のコメントからすると過去作のIPを活用するっぽいですが、いきなりFF/DQブランドを使うのか、実験的に他のIPを使うのか気になるところです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?