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新刊「ジョージア映画全史」

 今年2年ぶりに復活したジョージア(グルジア)映画祭(ユーロスペース)の主宰者であるはらだたけひでさんが書き下ろした「ジョージア映画全史ー自由、夢、人間ー」が教育評論社からこのほど出版された。
 およそ500ページの大作で税込み3300円。
 担当編集者は「はらださんがジョージアの方々、監督さんたちと長年交流してきた経験があるので、単なる映画評論ではなく、人々と交流してきた、その想いが込められています」と話す。
 はらださんは岩波ホールに勤めていた時からジョージア映画に関わってきた。ジョージアの国民的画家ニコ・ピロスマニを描いた映画に感銘を受けたことが一つのきっかけだった。
 なお、ピロスマニは日本では加藤登紀子さんの日本語詞による歌唱で知られる「百万本のバラ」のモデルである。

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