慣れと言うものは怖いものである。

「ぬるま湯につかってると風邪引くぞ」

うちの店長の一言である。言い換えれば受け売りとも言う。

私は飲食店勤務の従業員で定休日はなく、シフト制で休みを回している。

もちろん、予め予定が決まっていた場合、希望で休みを取ることができる。

ただし、アルバイトが少ないとその日は出勤になる。

基本的にはアルバイトが少ない場合、他店からヘルプ要請をかけ、穴を埋めることができる。

大抵、人が少なくとも何とかなってきた。

というか何とかしてくれた。

ところが今回未完成のシフト表をこっそり、確認したところ、私が希望で出していた休みにアルバイトが少なく穴が埋まりそうにならない状況だったので恐らく出勤することになるだろう。

半年前から組んでいた予定がキャンセルだ。

はぁ・・・、とため息が出そうになった。

そんな時、ふとフラッシュバックした一言があった。

それがぬるま湯につかってると風邪引くぞ。だ。

会社に入った当初は希望休など自分には必要ない、そんなのは甘えだ。と思っていた。

いつしか、希望休が通って当たり前になっており、自分の情けなさを痛感した。

確かに休みは大事だ、予定も物凄く大事だと思っている。

だが、自分たちが給料を貰えているのはその環境があるからだ。

慣れとは非常に怖いと実感した。

傍から見たら洗脳教育された考えじゃないかとも思うが嫌ならとっくに転職している。

自慢ではないがまだ、私は若い。

いくらでも頑張れば転職できる自信があるが私はまだ、この会社でやりたいことがあるので就いている。

店が大変な時期に呑気に休んでられない。

難しい選択だったが店を選んだ。

チームが大変にしているのにのんびりしているキャプテンはどうなんだ。

皆で助け合い、時には信頼する。

そのバランスで信頼は得られると思う。

貴方も甘い蜜を吸っているのであれば、一回周りを見て本当に信頼されているのかを見てみるのも自分を磨くチャンスなのかもしれない。

〜〜〜あとがき〜〜〜

んー・・・、結構ショックです(笑)

まぁ、しょうがないです。こんな時もあります。

ここで恩を売っておけば良いことあると思いがんばります。

私事ながら今週東京競馬場に行って天皇賞・秋を見てきます。

とても楽しみです。

ワグネリちゃん、応援しています。

がんばって！

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最後まで見てくれた貴方が大好きです。