周りの評価は気になるけど、まずは自分が楽しむことを優先することに決めた。
きっかけは何だったんだろう?
気づけばイラストを描くのが楽しくて、紙と鉛筆があればどこでも(授業中やテスト中、答案用紙の裏にまで!)時間がある限り描いていた。
「将来、漫画家になりたい」
そんな夢をもったこともあったけれど、友達と交換日記ならぬ交換漫画をはじめて、自分には向いていないかも。と、親が希望する進路を選んだ。
大学進学した後も、イラスト熱は続いていた。
買ってもらったパソコンとタブレット。
お絵描き掲示板に描きこんで、他の方の描き方真似て、交流して、それがまた楽しかった。
心療内科に通っている間も、それは心の支えになっていた。
でも、いつからだろう?
苦しくなったのは。
思うように描けなくなった。
他の投稿されてる方たちの表現が素敵すぎて、比べて、落ち込んで。真似ることすら諦め、以前はあんなに時間を忘れて描いていたのに、画面に向かうのも辛くなった。
ずっと交流のあったお絵描き掲示板がなくなって、pixivでひっそり投稿しはじめたけど、反応もほぼないに等しく、そこに価値を求めすぎてしまった影響も大きかったかもしれない。
無理矢理描きあげたイラストもあったけれど、なんだかしっくりこなくて、
私はイラストを描くのをやめた。
それでも、続けられていたものが1つ。
タブレットで手書きして出していた年賀状。
届けたい相手がいた。
そして、また描きたい。と思わせてくれたものに出会えた。
それは、YouTubeのさいとうなおき先生の動画。
自粛期間中に出会った気まぐれ添削の動画が、無我夢中で描いていたワクワク感を思い出させてくれた。
今、私はまた、イラストを描いている。
昔ほど熱心ではないけれど(笑)楽しみながら、少しづつ、
自分のペースで。
・・・そして、このnoteも同じように。
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