見出し画像

ブラウンズ、ここまでのFAまとめ

ここまでのFAでの獲得選手、再契約選手の振り返りです。
予想通りブラウンズは再契約が中心のFA戦線となっています。昨シーズンの戦力は維持する事が出来そうな動きですね。

まずFA解禁前に動きがありまして、WRのビッグネームを補強をしました。

WRジェリー・ジュディ 25歳 単年13M

対価は5巡136と6巡203。ブラウンズは2年前からジュディを狙っていたそうです。
今年のFA戦線は予想通りWRの層は薄くて、13Mではジュディクラスの選手はとれなかった気がします。何が言いたいかと言うと「ベリーよくやった👍」ですw

上のプレイを観てもらえば分かる様に、プレイはとっても派手で華のある選手ですね。

2シーズンで40ydを越えるビッグプレイを二桁記録したのは5人だけだそうです。今シーズンはその内の2人がブラウンズですね。攻撃の幅が広がりそうです。これは楽しみになりました!

ジュディはアラバマ大時代からスターレシーバーで、2020年ドラフトの全体15位でNFL入りしています。
トレードの一報が有り、「ジュディって1回くらいは1000yd越えていたっけなあ」と思ってスタッツを調べた結果はこちら↓

知名度のわりには‥

そーなんですよねー、1回も越えていなかったのです、はい‥

2020年のドラフトではWRでは1番最初に指名されていますが、この年のWRはDALのラム、MINのジェファーソン、SFのアイユクと錚々たるメンバーです。
決してジュディはバストとは言えない選手ではありますが、彼らに比べてしまうと物足りなさを感じます。伸び悩んでおります。だからこそトレード出来たんですけどねw

彼が持っているポテンシャルは一流なんでしょうが、パフォーマンスが安定せず、落球癖が何より欠点とされています。
ブロンコスはQBの問題を抱えていたチームでありましたので、あのオフェンスでは仕方ないとか、活かせなかったチームが悪いなど、ジュディを擁護する声も多々ありますが、一流レシーバーはどんなQBでも結果を残すと言うことは、アマリさんを見ていれば分かっています。

しかしながら、ブラウンズにはアラバマ大の先輩であるその一流アマリさんがいますので、アマリさんから大いに刺激を受けて、覚醒してほしいですね。

ジュディとはこのまま直ぐに契約を結び直す動きは無く、シーズン中の活躍を見てからの判断となりそうです。ローリスク・ハイリターン!!
彼の活躍次第では大幅なオフェンスの改善となりますので、期待しましょう!


FAに戻ります。まずは再契約した選手達。

EDGEザタリアス・スミス 32歳 2年23.5M年平均11.75M

昨シーズンはスタッツこそ落としたものの、QBプレッシャー率は高く存在感がありました。サラリーが高くなって他所に行ってしまうのでは?と思っていましたが、昨シーズンと同等の契約で残ってくれました。これだけでディフェンスは大きな補強となりましたね!
EDGEはDOTYのギャレット、ザスミス、オコロンコ、ライトと今シーズンもうちのディフェンスの強みとなりそうです。

DTシェルビー・ハリス 33歳 2年9M年平均4.5M

ベテランDTと再契約です。ハリスはQBまではなかなか届きませんが、こちらもプレッシャー率は高かったそうです。この金額で残ってくれれば御の字でしょう。シーズン後半はかなり頼りにしていました。
先発というか基本的にはローテーション要員になるとは思いますが、うちのDTは層が薄いので、昨シーズンくらいの活躍はお願いしたいです。


DTマウリス・ハースト 29歳 単年3.2M

私の推し選手でもあるハーストと再契約です!
うちに来てからもチャリティ活動などで地元のコミュニティにも積極的に溶け込み、やっぱり良いやつでしたw
原因は定かでは無いですけど、ハーストが怪我で離脱してからはDLのプレッシャーがかからなくなってしまったので、かなり重要な選手でした。
彼の敵は怪我なので、今シーズンは怪我なく過ごしてほしいですね。
お腹をさするパフォーマンスはすっかりブラウンズファンに認知されましたね!


Pコーリー・ボホルクェス 28歳2年金額まだ不明

今シーズンはパントも安定感があり、ヘボパントが減りました。
彼以外のパンターに賭ける意味も無く、無事に再契約となりました。


Tマイケル・ダン 30歳 契約内容まだ不明

どこでも護れるOL。バックアップの理想型だと思っています。
ダンがロスターに居るとなんか安心する不思議な存在ですねw


ここからは新規契約選手です。

QBジェイミー・ウィンストン 30歳 単年4M

2015ドラフトの全体1位。通称「蟹」(理由は調べてね)
ワトソンのバックアップはウィンストンになりました。とにかくインターセプトの多いQBでシーズン30TDを記録していますがそれと同時に30INTも記録するという、蟹さん以外では達成出来ないであろう記録を持っています。
しかしながら、バックアップQBとしてはNFL界でトップQBですので、サラリーも安いですし、キャラも面白いですし、良い契約なのでは無いでしょうか。
おかげでフラッコとブリちゃんが戻ってくる事はありませんが、まあ仕方ないですね。

LBジョーダン・ヒックス 33歳 2年8M年平均4M

安定して100タックルを稼げるベテランです。ウォーカーが流出となりましたので、その後釜となります。DCのシュウォーツとはイーグルスで一緒。
LB陣はJOKがブレイクしましたが流動的に動く選手なので、ヒックスは真ん中でどっしりと構える事になるでしょう。BALのヘンリー、PITのハリスとA北は厄介な大型RBがいますので、しっかりとランを止めてもらいたいです。


RBナイヒーム・ハインズ 27歳 契約内容まだ不明

RBでの獲得というか、リターナーとしての獲得だと思います。

昨シーズンはプレシーズンで早々にリターナーを予定していたグラントが怪我でシーズンエンド。そのままリターナーは決まらずにシーズンを終えましたので、リターナーの獲得は急務でした。
STCのヴァントローネとはコルツで一緒。


OLハキーム・アデニジ 26歳 契約内容まだ不明

OTもGも両方出来る選手です。15試合の先発経験もあります。そして何気にスーパーボウルでも先発しています!
ダンもそうですが、チームはOLのバックアップには複数のポジションを護れることを重要視していそうですね。


まだFA戦線は続きますがここまでの動きで穴は塞いでいます。ここからはドラフトと合わせていかに層を厚くするか?という補強になると思います。

ブラウンズはチャッブ様、アマリさん、ジュディ、ムーア、ウィルズ、JOK、ニューサムと主力選手が今シーズン迄の契約となっています。
ABは5年計画だと言ってはいますが、来シーズンオフには多少のチームの作り直しがあると思われ、今シーズンに地区優勝しておかないと、次はなかなか無いかもしれないという状況です。オールインとまではいかないかもしれませんが、今シーズンはかなり本気で上を目指して欲しいですね。

ロスターは昨シーズンとあまり変わらないので、それぞれがちゃんと仕事をして、ジュディの覚醒とチャッブの完全復活でオフェンスが爆発力を増せば、昨シーズン以上の成績も残す事は十分可能だと思います。というか残さないといかん!!気合いだ!気合い!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?