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お客さん用のコンポストトイレ

4月の頭から作り出した「お客さん用コンポストトイレ」(主に女性用)が、ほぼ完成しました。

コンポストトイレについては書きたい事が山ほどあるのですが、今回は写真満載で制作過程をご報告。

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<仮完成のコンポストトイレ。廃トタンを貼ったので、いい感じの色に塗る予定>

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<真ん中に見えるステンレスの菅は循環型の温水器の廃品。この中に用を足してゆくので、段差を利用しての掘っ立て工法。材料はお約束の「山の木」と「廃材」と「廃棄材」のストック>

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<今回の作業は意識的に笑穫と一緒に行いました。笑穫友達もたまに手伝っていってくれました。 「だいたいこんなものかなあ~」を繰り返して少しずつ垂直を出してゆく素人作業。最終的にも「だいたい垂直」。>

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<形になってきた。早速、子ども達の遊び場所に。 この段階だと秘密基地感満載。>

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<据え付けたステンレスタンクを石とセメントで固定。タンクを切って取り出し口を作る。>

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<石はどこからやってくるのかというと、畑を起こす度にごろごろと際限なく出てくるのです。こいつを利用。>

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<畑の石出しと建築材確保の一石二鳥の作業。初期の「北の国から」を思い出す構図。>

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<足元が固まったので、お次は屋根。>

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<ちょっと贅沢なストック材があったので、喜々として利用。ゆがんでいる材は二人がかりでゆがみを直しながら打つと綺麗に仕上がって嬉しい。>

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<ルーフィング(これは購入した)を貼って、とりあえず、屋根下の出来上がり。>

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<今回は出来る限りあるもんで作業をしようと思う。外壁は直径5~10cmほどの柱にはならないし、支柱にするには太いし、薪にするにはもったいない材を使うことにした。>

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<クサビで材を半割にして皮をむいて、「ちょっと見るとログハウスみたい」な材を作る>

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<ゆがみを調整しながら出来るだけ隙間が空かないように張り付けてゆく。とりあえず張り付けてみたが、あまりの隙間の多さに何度もやり直す。今回の作業で一番時間がかかった場所。>

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<これは何かというと、頂き物の畔シート>

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<畔シートをこんな感じに丸めて大小分離できる様にする。この黒い筒をステンレスタンクに接続。>

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<さあ、外壁、もう少しで出来上がります。なんか、トイレにするのがもったいなくなってきた。>

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<お次は内装。 窓をつけて、棚を作る。>

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<床は水洗いを考えてコンクリートを打った。この便器の中に黒い筒が入っていて、ステンレスタンクにつながっている。>

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<網戸を貼る。 でも、外壁の隙間の方が目が粗い。>

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<入口の段差が大きいので石段を作る。 今回は大きい石も使いたかったので、運搬機登場。>

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<石の利用はタダだし、自然のパズルをしているようで面白い。このままだと、すぐに崩れるので、隙間をコンクリートで補強。>

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<大小分離したおしっこは地下浸透方式を採用。おしっこを肥料に利用したいときは自分達の分で充分。>

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<ステンレスカンの切った部分をドラムカンの破片で補強して、取り出し口をふさぐ。蝶番をつかっておしゃれに仕上げても多分、圧で壊れるだろうと思われるので見た目は悪いけどロープで固定してみた。これを開けるのはたぶん、1.2年後になると思う。>

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<写真では見えないけど、ステンレスカンの底にも水分の排出口があります。>

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<トイレを上から見たところ。 何年も前に大先輩の臼井さんからおしゃれな便座を頂いたのですが、いつの間にかなくなっていた、、、。(ごめんなさい)誰かにあげちゃったかなあ、、、、、。しょうがないから自作。おしゃれじゃないけど、使えるからOKとする。>

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<壁の隙間はこれくらい。外からすっごい勢いで覗かないと見えることはないはず。ということで、内壁は打たないことにした。換気にいいしね。ペーパーホルダーとちょっとした棚をつけて完成。>

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<トイレ脇の空間を遊ばせておくのはもったいないので、さっそく農機具置き場を増設。農家にはとにかく屋根下が必要。>

こんな感じで出来上がったお客さん用コンポストトイレ。 実際に使ってみて、問題点が出てきたら改良してゆこうと思うので、たぶん、永遠に仮完成です。

同じような暮らしをしている仲間にとっては、トイレの問題(というか、利用の仕方)は関心の高い人が多いと思うので、少しずつ、使い勝手レポートをしてゆきますね。

とき



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