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生産量の5%程度しか採れないと言われる希少な珈琲豆、ピーベリー

こんにちは。メルカリやラクマで珈琲豆を販売しているクー珈琲ののりです。
今回のテーマはピーベリー。聞いたことがない人も多いと思いますが、非常に魅力の豊富な豆です。

ピーベリーは画像のように丸い豆のことです。いつも見ている豆はフラットビーンと言います。
ピーベリー:丸豆、コーヒーの実の中で本来2つできる種が片方が肥大化して1つの実から1つの種しか採れないもの。
フラットビーン:平豆、通常通りコーヒーの実の中で2つの種ができたもの。

ピーベリーは珈琲豆2つ分の栄養から育つことから凝縮した味わいや豊富な香りが魅力とされています。
さらに、全体の収穫量の5%と言われており、希少性の高い豆です。もともとは規格外の豆として取り除かれる豆でした。
生産量が豊富なブラジルなどではピーベリーだけを集めて製品としています。

そのため、大手の珈琲チェーンではピーベリーが使われていることはほぼ無いと思います。

また、ピーベリーは丸いため焙煎時にもフラットビーンとは異なる振る舞いをします。
ピーベリーは丸いので均一に火が入りやすいと言われていますが、一方で丸いのでフラットビーンとは火の入り方が異なり、ハゼ音が聞き取りづらいこともあります。
チャフ豆から外れにくいので深煎りにすると豆に焦げたチャフがつくこともしばしば。なかなか扱いが難しいです。

それでも味わいが良いので、クー珈琲でもファンからの支持が厚い銘柄です。
安定的に仕入れられるかが難しい銘柄ですので、あるうちに楽しむくらいしかできません。コーヒー豆は農産物なので一期一会です。

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