見出し画像

迎える朝の数だけ、夜を数え続けて。

6月18日は、主催というか責任編集イベント「夜を数え続けて」でした。
出演してくれた皆さん、病欠で悩ましい判断をしてくれたきむらさん、戸塚ロポなみなさん、お客さん、ハッピーバースデイなフニー、みんなありがとうございました。
圧倒的年長者であるわたしの呼びかけに、みんな喜んで集まってくれて、自分が若い頃にそんな判断できたかなぁ、年上にはずっと心の中で反発してて、素直に楽しめなかったよなぁ、とか、毎年思います。
今回で6回目の「夜を数え続けて」でしたが、ここ3回は私が勝手に呼びたい人を集めており、これだけ「カロリーの高い」←(デブってわけじゃなくてライブの濃度の話ね)
女性シンガーソングライターライターをがっつり堪能できるイベント、というのは多分珍しいと思いますが
長年異端とされていた私だからこそ実現できてるんだろうなぁと思います。
うまいこと「好き」を伝えられないまま年だけ重ねてきましたが
みんなのことが大好きです。

さて、イベントをただ開催するんじゃなくてどこかから導線?いや、存在だけでも知らせたくて
6月の前半の2週の月曜日、ラジオ出演をしてきました。

安定のマリンFM、「白石清裕の帰ってきたやかんマンデー」でした。
この番組出るの5回目and6回目なんですが、白石さんはいつも白石さんですね。
2週目のほうの収録は疲れ切ってきたようで、最後の提供読みを私が担当してしまいました。
白石さんというのは25年以上前から知り合いで、くつしたのファーストライブを見ている、という以前に大学でやってた「葛城バレエ団」なるコミックバンドも見られており、同時にゲストに呼ばれた濱崎のトール君も大学のガチの後輩で、若き頃のわたしを知っています。
その白石さんが何故かロポにわざわざイベント見に来てくれて、ありがたやありがたや。
二週とも、私のゴリ押しで黒木ちひろさんの曲を流させてもらったんですが、二週目の「雫」は反響が大きくて、全然知らない知ってる人に「ラジオ聴きました!」「しずくーー!」と、いろいろ感想をいただき
ついでにYouTubeの「雫」の再生数も1000回に達したそうで、なんか、よかったです。
くつしたというひとつの人間というかプロジェクトは、ふつうにやってる、音楽が趣味である社会人では経験できないくらいに色々なメディアに拾っていただけてましたが、本人としては、のほほんと出て「わーい有名人と会えたー!」「有名人に褒められたー!」と自己満足してただけで、なんの結果も爪痕も残せずにおりまして
でも「雫」が多くの人に聴かれたので今回はよくやったと思ったりしています。

順番決めのジャンケンで勝ち抜いてトップバッターをかっさらっていったこいけみほちゃん

去年もその前もその前もぐちゃぐちゃに泣ける曲を歌ってくれたんだけど、今回も素敵だったな。
トップバッターを取ったのは出演者を紹介したかったから、って、全員のこと愛情たっぷりに語ってくれて、すごくよかったです去年もみんなのことかっこよくかっこ悪く紹介してくれたんですけどね、今回はひとりひとりを掘り下げていただいて、いやはや泣いてしまう。

2番目は黒木ちひろさん、なんと、主催のクツシタサンの好きな曲をわざわざ全部用意してくれてきました。すげえな

黒木さんはいつもストイックというか凛としてかっこいくて素晴らしいのですが
肝心の「雫」でピアノ間違えまくってて、人間黒木ちひろをあらわにしてくれた、というか。こういった綻びが観れるのもライブの醍醐味なのではないでしょうか。
最後の「宇宙の島」で客席から星をまたたかせてみましたが、いい笑顔になってくれて、えーと、かわいかったです、というか黒木さんが笑顔だと私も、嬉しい。

この夜をがっつり逃さなかったのは千絵子ですかね。

何度も見てるはずなのに気迫がものすごくて泣いてしまいました。
なんだろ歌がバカうまくて、歌詞をガツンと受け止めてしまったらもう泣くしかないっつうか。
ぐしゃぐしゃ泣いてたら、隣の石井佑季ちゃんもやっぱりぐしゃぐしゃ泣いてて、私らこのイベント泣いてばっかだよなー。
ともかくあのドロドロで美しい世界を見せてくれた千絵子には感服いたしました。

それで昨年も一昨年もトップバッターでライブ終えて容赦なく酔っ払ってた石井佑季ちゃんは4番目。

チャンユキはいつどこで見てもかっこいいのだけれど、途中、もうマイク関係なしに歩きながら歌い出して、背筋が震えました。
全部の言葉が全部ぐさぐさ刺さってきてくそやばかったです。さっきまで一瞬にぐしゃぐしゃ泣いてたのになぁ。
石井ちゃんゆきはけっこう長い付き合いなのですが年々かっこよくなってて、いやあすごい、すごい。
黒木さんと実家あそびにいくからねねね

最後はわれわれヘクトパスカルでした。

あのねぇ、わたし、ソロの時ってあそこまで暑苦しくないし、最後酸欠で動けなくなることなんてないし、こないだ折れた足をガンガン踏み鳴らすことなんでないんですけど、ヘクトパスカルだと声もギターもパフォーマンスも倒れるレベルで全力疾走になります。
とはいえ横向きだし、これを受け止めてくれる相方がいるからなのだと思いますが
わたしの熱量の放出が半端なくて、この一瞬好対照なふたりの「表現」を、受け取ってくれた方がいてくれたら幸いです。

途中のMCで、きむらゆかちゃんが欠席なのが悲しくなってしまい、きむらさんは超いいやつなんよ大好きなんよって話してたら号泣してしまいました。
あれは泣きすぎではないか。きむらまたライブしようぜ。

ところで、黒木さんが、ただでさえ似てるのに、うちのチカちゃんと髪型お揃いになってて面白かったです。
身長ほぼ同じなので、ガチで間違えて、黒木さんにエッチな話をしそうになりました、すまん黒木さん

終了後は安定の泥酔タイムで、物凄い猥談も飛び交い、私が迷い込んできたカナブンを素手で掴んで自然に返したらみんなキャーキャー言ってて面白かったです。

あと、最後残ったのがヘクトパスカルと黒木さんで、駅まで一緒だったんですが方向は逆で
こっちのホームから「黒木さんー!またねー!」と、ギャーギャー騒いでしまい、めっちゃ恥ずかしそうにしてて、なんかすみません。

いろいろ弱音を吐いてしまいましたが
音楽の旅はまだまだ続くし、また、みんなで、なんかたくらみましょう。


酸欠になったし全身痛いわたしとクールなヘクトパスカル。

写真はほぼ全部白石さんです。ご馳走様でした。

またねねね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?