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6月に開催した「夜を数え続けて2024」の話をしたいのに、違う話になった文章です

それは6月初旬、私は階段を踏み外して怪我をしました。両手にゴミ袋、深夜、雨で濡れた階段。
どういう状態で落ちたか把握できずとにかく痛い!
朝になって、歩けないのでケンケンで病院行きました。

左足の甲をやられてまして、剥離骨折っていわれて、靭帯もエコーで見たら食べかけのサラダチキンみたいになってまして
松葉杖生活ですわ、なんつう話。
しかしケンケンで行ける距離に病院あるのは都会でよかったとしか。

結局6月の下旬になっても松葉杖ですわ、いやはや負傷というのは長引く。
そのほかの体調不良もあり、6月22日の「夜を数え続けて2024」は主催者なのに遅刻してしまうというまさかの事態に。

で、こんな状況だからライブする時は座ってやりますって宣言してたし、ギター背負って移動も厳しいので
共演の黒木ちひろ先生にお借りしてライブに臨んだのですが

なんで座ってやらなかったって話ですけど、座ってやるとライブの質が担保できないので
立ってやるしかなかったんですよ、しかも借りたギターなのに割とぶん回し系のステージングをしてしまいました。

しばらくして思い出すと、足を骨折してるのに立ってライブするって若干頭おかしくて笑っちゃいます。
だってアクセルローズですら座ってライブしてましたから。
でも私は以前ライブ中にふくらはぎの肉離れを起こしたことがあり、その時もそのままライブ続行したとので
まあ骨折くらい何とでもなる、という、妙な自信がありました。あほか

こういうエピソード書くと客観的に「この人はライブするの、やめられないんだろうなー」と思ってしまうんですけども
本人としてはライブしないでも全然人生は成り立ちます。なくてもよい
執着心ないです。
ドライに突き放して生きてきたつもりですが、今年は心臓がちょっと悪くないすかという診断も出てるので、前みたいに激しく踊ったり走り回ったりのプレイスタイルは今後できんのかな、死ぬかもしれないし?とか、じゃあドラムはどうなるのかな、とか、いろいろ思い悩んでいた時期もあり
それは結構寂しい気持ちになるんです。

そしたら足が折れてるくらいでは死なないので、立ってライブしてもいいかな?って、なりません?
ならないかな〜

なるよね〜

その後一応よくなって7月になったら松葉杖も返却して、でもちょっと痛いは痛い日もあるものですが
あの痛すぎてケンケンして病院に行った日を思えばどうということではありません。

ちなみに、私が怪我した同じ階段で数日前に大家さんの旦那さんが転んで、奥様にめちゃくちゃ怒られてて
心が痛くなりました、はぁ。

もう、過去には存在した「くつしたライブが見たい」という人は、おそらく蒲田以外にはもう、存在しないと思ってて
そしたら需要がないところに供給することになるので、少しでもクオリティーは上げたい、面白くしたい、居合わせた人にはいい時間を過ごしてほしい、って思ってて
それでもかつて「くつしたライブ」が求められていた客層がいる場所に今はなかなか到達できてないです。
今、できる範囲でライブをやろうとなると、弾き語りの人に混じることになるわけですが
弾き語り、特に女性の、を見にくる客層はフル回転のくつしたさんには壮絶に噛み合わない。これはもうしょうがない。

あ、なんか悪口言いそうになったのでここまでにします。

つづく

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