見出し画像

東北弾丸バイク旅〜1日目、2日目〜

明日から4日間何も予定がなかったら何をしますか?

私は2ヶ月ほど前に中型バイクの免許を取得し、偶然にも使っていない中型バイクがあるから譲るよと言ってくれる知り合いがいて、プレバト1位、自分史上ノリに乗っていました。バイクだけに、ブnぶ /;kfdtる‘’んょsr・・・・・

そんな感じで4日間予定がなかったもんなので、
バイクで岩手県まで行き、ずっと行きたかった朝ドラ「あまちゃん」のロケ地巡りをしよう!と思いました。

ここからはそんな私の東北弾丸バイク旅1日目と2日目の出来事です。

姉の彼氏からの忠告

姉の彼氏は大型バイクを乗りこなす生粋のバイク乗り。
そんな彼氏から初めての高速で岩手に行くなんて危なすぎる、どうしても行くっていうならしっかり装備をしないと死ぬぞ。と連絡がきたので、その時バイクをなめていると言われても仕方ない装備レベルで不安になった私はマリオカートみたいで楽しいじゃんと自分を励まし、高速に乗る前にまず装備品を調達しに行った。

完璧な装備と絶対に生きて帰るんだという気持ちを胸にバイク旅へ出発した。

すでにお昼は過ぎ、おやつの時間になろうとしていた。完全に出遅れた。このままでは今日中に着こうと思っていた仙台には確実に間に合わない。

しかし私が今日中に仙台まで行くことを誰も応援していない気がしたので、行けるところまで行ければいいやと決めたら誰かが褒めてくれた。気がした。

東北自動車道を走る

最初はこんなにスピード出していいの?!最高!!気持ちいい!!と思っていたら、徐々に気持ちのいい風は直接死を感じる生々しい風になっていき、引き返すなら今だと思った。
しかし姉の彼氏のほれ見たことかという顔が浮かび、このままではこの顔が現実になってしまう。

私は何か自分を勇気づけさせる方法はないかと思い、最近見た映画「マッドマックス〜怒りのデスロード〜」を思い出した。
そうだ、あのデスロードに比べればかわいい道だ、いや、でもさすがの私もそんな単純ではない、なめるなよ。と思ったのも束の間、みるみる勇気が湧いてきた。余裕だった。

バイクは走り続け、引き返せないところまで来た時の私はもうまさにマックスだった。

そんなこんなで3時間ほど経ち、外は真っ暗になった。夜の高速は暗くて不安でいっぱいになり、マックスをすぐにでも家へ帰りたくさせた。夜の高速はもう走りたくない。

結局、その日は福島県郡山市のホテルまで辿り着くことができた。

泊まったホテルの近くで見つけた酪王牛乳ベンチをモデルにひとり写真大会を開いたときの一位と最下位。

1位
勝因:寂しさの中にも強さをうまく表現できている


最下位
敗因:中途半端な感じがしてならない

バイクの異変

2日目。

昼過ぎに岩手県に着くぞと決め、午前9時に出発した。
しばらく走っていたら昨日まではなかった異変を感じた。

左のメモリがガソリン
右がエンジンオイルの温度

右の水温メーターがすぐにMAXのメモリまで上がってしまうのだ。
水温メーターが上がったまま走り続けるとバイクが動かなくなってしまう可能性がある。

郡山から高速に乗ってすぐの出来事だった。ここで止まってしまうと1番最悪な事態になりかねない。

私はエンジンオイルを冷ますために度々パーキングエリアに止まって休憩することにした。 

安達太良サービスエリアにて
ミニ豚丼と肉巻きおにぎり
ドラマチックエリア国見にて 
桃ジュース
菅生パーキングにて 
ずんだシェイク
北上金ヶ崎パーキングにて
北上コロッケとソフトクリーム

止まるたびに飲み食べして時間を過ごし、気合を入れた。全部美味しかった。

そんなこんなしていたらやっと花巻市という看板が見えてきた。
あまちゃんでも登場人物として花巻さんが出ていたので聞き馴染みがあった。花巻という苗字にとても憧れる。芸名をつけるとしたら花巻あやかにしよう。なんて考えていたらゴールも目前。

午後6時。無事、バイクが止まることなく岩手県の目的地に着くことができた。総距離約550キロ。疲れた。。

実は私が目指していたのは岩手県に住んでいる滝沢のおじさんという親戚の家であった。

次回、滝沢のおじさんとバイク旅?!あまちゃん聖地巡礼編です。

おしまい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?