補聴器をつけてみて

今回は中途難聴のせんが補聴器をつけて思ったことを、つらつらと書いてみようと思います。
こんにちは!くつばこ+のせんです。ここ3週間ほど、洗濯・ご飯作り・洗い物……に追われています。何事も毎日続けるって大変ですね。

☆補聴器を初めてつけた率直な感想

補聴器屋さんで補聴器を試聴した時の感想は、「とにかくいろんな音がする!!」でした。今まで聞こえていなかった音、無意識に排除していた音、聞こえていたけど小さかった音…すべての音が何かのスイッチを入れたように、いっぺんに入ってきました。うるさかったです。

☆特にうるさいものベスト3

補聴器をつけて特にうるさいと感じた音ランキング
1風の音
2うがいの音
3食べる音(咀嚼・嚥下の音)

☆風は強敵

風の音はうるさいうるさい!補聴器はマイクでいろいろな音を拾っているので、風の音も律儀に拾います。運動会で校長先生が話すときに、風の音もマイクに入ってしまってうるさい!という経験ありませんか?そういう感じです(たぶん)。
この話をみうとして初めて、聴者は普段風の音を意識していないことを知りました。(前はせんが聞こえてないだけだと思っていたので)
カクテルパーティー効果で、不要な音は無意識にカットできるようです。補聴器はすべての音を増幅してるせいで、聞きたい音だけを聞き取るのがなかなか難しいんですよね…。少しは補聴器の調整で風の音をカットしてもらっているのですが、風の存在感は大きいです。
これで困るのは、車の音が聞こえにくいということ。特に低い音域が苦手なせんは車の音をキャッチしにくいので、風の音が加わるとお手上げです。(車のライトが見やすくなるので、実は夜の方が反応しやすかったり…)

☆体内の音

2位のうがいの音と3位の食べる音は、どのくらいが「普通」なのかわかりませんが、補聴器をつけたら大きく感じました。
補聴器屋さんから帰宅してうがいをしたら、「ガラガラ!!!!」
びっくりしてうがいを一時停止。冷静になってからもう一度やりました。今はもう慣れましたが、最初の数日はおっかなびっくりうがいをしていた気がします。
食べる音はどうして大きくなるのかいまいち理由はわかりませんが、噛む音や飲み込む音が響くようになった気がします。なので、食事中に話しかけられると聞き取れないこともしばしば。聞き取れるように……と思うと、口が止まってしまうんですよね。ただでさえ食べるのが遅いのに、さらに拍車をかけている気がします笑

今日は補聴器をつけて大きくなった音を紹介しました。先天性の友人はもともとこの音感覚で過ごしているので、なかなか共感を得られません……。誰か「わかるわかる!」という人がいたら教えてください。

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