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補聴器のあれこれ

今日は、意外と知られていない補聴器のあれこれを紹介します。
こんにちは!くつばこ+のせんです。夕飯を少し早めの時間に食べると、寝る前にお腹が空いてくるの、どうにかしてほしいです。

☆種類

みなさん補聴器にはいろいろな種類があること、ご存知ですか?大きく分けると、箱型・耳かけ型・耳あな型の3種類があります。現在主流は耳かけ型で、高齢になると耳あな型を使う人も多いです。ヘッダーの写真は耳かけ型。
各型の中にもさらに種類があって、聴力や見た目の希望(目立ちにくいものなど)、生活スタイルを考えて選ぶことができます。(耳かけ型の場合はカラーや柄も豊富です)

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☆使い方

補聴器は電池で動いています。最近は充電式のものあるようですが、まず高額なのがネック。そして、1回の充電で使える時間があまり長くないので、1日フルで使う人や電源の確保が難しい人にはあまり向きません。電池は補聴器専用のボタン電池で、補聴器屋さんやメガネ屋さん、その他家電量販店などで売っています。その辺のコンビニで売っているボタン電池は使えないので、いつも予備の電池を持ち歩いています。が、たまにうっかり忘れることもあります。(せんはこの前のイベントで持っていくのを忘れ、そのタイミングで電池が切れました…日頃の行いですね())
電池はだいたい1週間ほどで切れてしまいます。本体の値段が高額なことは知られていますが、実は電池代も侮れません。トータルで考えたとき、充電用とどっちが安く済むのかなあと悩みどころです。
使わないときは、電池を抜いて、ホコリを取って汗や汚れを拭いて、乾燥ケースに入れて保管します。

☆様々な機能

補聴器の性能は年々進化していて、様々な機能がついています。
まずは風切り。補聴器はすべての音を拾って大きくしてしまうので、風の音も律儀に拾います。そうすると本来聞きたい音をかき消してしまい、聞き取れません。なので、風の音を拾いすぎないような機能がついています。ただ、この機能がついていても自転車や強風は厄介です。(顔を横向きにすると風の音を拾いにくくなるので、せんが変な方向を見ているときはだいたい風を避けているときです。たぶん。)
大きすぎる音をカットする機能もあります。もともと大きい音で、補聴器でさらに大きくしてしまうと耳に負担がかかるレベルの音はカットされます。昨年児童発達支援施設に実習に行ったときに、子どもたちの叫び声が一部カットされたことがあり、とんでもなく大きな声が出せるんだねぇと感心していました。

☆他の機械と連動させて

補聴器単体の機能の他に、別の機械と連動させてより聞き取りやすく出来るものがあります。例えば、たまにせんのnoteでも出てくる、補聴器に直接声を飛ばせるマイク。「FMマイク」や「ロジャー」と呼ばれるもので、話者がその機械を持って話すと、その人の声だけが補聴器に直接入ります。講演会など離れたところで話すときなどにとても便利です。ただこの機械の難点は、他の人の声がいつも以上に拾えないこと。質疑応答があったときに、質問者が質問した内容がわからず、講演者の回答から推測する、なんていうこともあります。
最近はBluetoothでスマートフォンと連携して、細かい調整が出来るものも増えてきています。会話の聞き取りを重視するのか快適さを重視するのか。複数人で話すときにどの方向からの音を拾うのか、どの範囲まで拾うのか、などいろいろカスタマイズ出来るみたいです。

今日は、あまり知られていない補聴器のあれこれを書いてみました。せんが次補聴器を新しくするのは、おそらく就職してから数年後。(補聴器の寿命はだいたい5年~7年くらい)
今のものより使いやすくなっているといいなと思います。

補聴器の写真のリンク
https://images.app.goo.gl/xWeQ9ZQkeEjVE4zx9

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