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チャットに音声を載せよう

LINEなどの文面、皆さんどれほど気を使っていますか? 私は後輩や先輩相手の時は、顔文字いれたり、語尾を「~」にしたり、うまく雰囲気を伝えられるように工夫します。

こんばんは、くつばこのりこです。現在11時47分! あと13分で書き上げて見せましょう。今日は音声認識とSNSの可能性についてです。

☆音声メッセージを文字起こし

「Zenly」というアプリをご存じですか? 友達とGPSを共有でき、チャットをしたり、待ち合わせ場所の計算をしたり、プライバシーの問題はありますが、友達と交換するとどこにいるのかわかって便利なアプリです。そんなZenlyのチャットで先日、「音声入力をすると文字起こしにしてくれる」という機能ができました! LINEなどでも音声メッセージは送ることができますが、マイクのボタンをタップして話すものが音声メッセージです。Zenlyの面白い点は、自分の話したものが動く顔のイラストで表現されるとともに、内容が文字に起こされるというところです。「こんにちは、元気ですか?」と話すと、顔がぱくぱく動きながら声が再生され、また文字情報として「こんにちは、元気ですか?」と表示されます。

☆文字では伝わらないメッセージを伝えることができる

以前からも音声メッセージの機能はありましたが、あまり普及していませんでした。告白に使おう!などと流行ったときもありましたが、一番の問題は、周りに人がいるとイヤホンがないと流せなかったり、ぱっと目で見てどれが何を言っているかわからないこと。日常的に使う人は私の友達にも1人しかいません。しかしこのように音声認識機能を使って文字起こしをしてくれたら、外でも確認できるし、あとからも見やすい。わたしなら文字を見て相手のトーンを予測して、それから聞くという遊びをしたいです。

☆読み上げ機能を使う人に気持ちを届けたい

日本語は書き言葉として使われる中で、いろいろな進化をしてきています。それこそ語尾に「~」が付いたら柔らかい雰囲気になるとか、たくさんの絵文字も雰囲気を伝えるのに大きな役割を果たしています。しかし、文字を視覚情報で認識しない人用の音声読み上げ機能を使う場合、絵文字は読み上げても意図と違うように伝わったり、細かな記号は読み上げてもらえなかったりします。そんなとき、大事なところだけでも、自分の声で、気持ちを含めて届けられたら面白いなあと思います。Zenlyはアプリそのものが読み上げに対応していませんでしたが、、、。

音声認識などのテクノロジーは、決して障害のある人のためだけのものではありません。多くのものが、その新しい工夫によってより面白くなったり、使いやすくなったりします。そうやって日常の様々なものが、多くの人によって使いやすく、そして面白い彩鮮やかなものになるといいなと思います。そして多くの人のためになれば、またそれは障害のある方へのさらなる工夫にもつながるのです。

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