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障害者手帳って何ができるの?

 ライブにお泊まりに課外活動にパーティー…ただ遊んでいるだけとはいえ、12月は毎週末に何かしらのイベントが入っていて、師走の恐ろしさを知りました。

 昨日と今日はスーツでの研修会に参加したのち、そのまま帰省します。遊んでばかりの12月でしたが、最後にしっかり勉強してから帰省したいと思います。
 世間的には今日で仕事納めでしょうか。今年もあと少し、気持ち良く終わるためにもきちんと残ってるお仕事(note)は終わらせてから、年越ししたいですね。ラストスパートがんばります!!

☆障害者手帳って?

 そもそも障害者手帳には3つの種類があります。「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」の総称のことで、障害者福祉法で国に障害があると認定された人が交付されるものです。
 手帳の種別と等級によって受けられるサービスが異なりますが、今日は、私の持っている身体障害者手帳第1級を例に、障害者手帳のメリットを3つご紹介していきたいと思います。

☆交通料金

 昨日のnoteでも少し登場したのですが、学生が一番お世話になるのは、おそらくこの交通料金の割引かと思います。
 昨日、「基本的に重度の障害者が誰かと一緒に行動する時にのみ割引が適用される」と説明しました。簡単にいえば、障害者のうち移動機能に著しい困難を抱える人に対して本人とその介助者が半額になる制度です。
 二人で一人分の金額になるので、理論上はヘルパーさんと一緒に出かけた時も余計な交通費を支払う必要がなくなる、というためのものらしいです(ヘルパーさんの派遣は助成が降りても、ヘルパーさんの交通費は利用者持ちです)。
 そのため、原則鉄道の単独乗車では割引が効きません。1人で動けるなら特に割り引いてあげる必要もないのではと思われているのですね。(原則、というのは単独でも100kmを超える場合は乗車券は割引になったりバスなら半額になったりするためです)

 しかし、実際はヘルパーさんを一切使ったことのないみうが、友達と出かける時に2人とも半額にしたり、帰省の時に乗車券を半額で購入したり、1人でバイトに行く時のバス代を半額にしたりしています。だから「効率的に手帳の恩恵を受けるには偶数の方がいい」「介助者の方が足りずに手帳持ちが余る」とか言う謎発言になるのですが…笑
 また、他にも東京都の手帳なら当事者は都営地下鉄が無料になるなど、自治体によって色々あるのではないかなと思います。

☆テーマパークなどの割引

 大学生が恩恵を受けること第二位は、おそらくテーマパークなどでの割引だと思います。主な場所だと映画館が半額強、博物館や美術館の入館料が無料、ディズニーやUSJなどテーマパークの入場料の減額などが挙げられます。
 これも本人と介助者一名までは割引になるのですが、鉄道との最大の違いは1人でも割引が適用になること。先日初めて1人で映画に行った際も割引価格で見ることができました。

☆補装具購入

 年齢問わず、かなりの障害者がお世話になるのは、この補装具の購入の際の助成でしょう。例えば遮光眼鏡や白杖、点字機器を買うために全額負担ではなく、9割又は認める額までは自治体が助成金を出してくれるんです。福祉機器はかなり高額なので、とてもありがたい制度ですね。

☆最後に

 さて、今日は実際あまり知られていない、障害者手帳のメリットについてご紹介してきました。今日ご紹介した他にも、税金の優遇を受けられたり携帯のキャリア料金が半額になったり、私が同乗しているときは高速料金が半額になるなどのメリットもあります。昨日出てきたHは「生きるクーポン」だなんて称するほど、毎日色々な恩恵に与ってますね。
 ちなみに、手帳と直接関係はありませんが、今一番お世話になっているのは障害者年金。通常、学生なら学生納付特例制度を利用したとしても貰うことはできませんが、完全に受け取るだけになるのです。毎年約100万円入るような制度は相当ありがたいです。
 あまり堅苦しくなりすぎない程度に、制度的なことはまた書けたらいいなと思います。明日はまた日記です!それではまた!


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