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点字ブロックを平らにしたい

先日教習所に向かうバス車内から点字ブロックを張り替えているのを見ました。そしてその日は点字ブロックの日。これは運命だと、noteを書こう!と思いました。4日たっているのは教習所でいろいろな神経を使っており、帰ったらすぐに寝ちゃうからです。すみません。

こんばんは、くつばこ+のりこです。点字ブロックは「視覚障害者の命綱」と表現されることもある、視覚障害のある人が足の感覚を使って道を歩くときに使う、黄色いぼこぼこしたところです。まっすぐに歩ける部分を示す棒状の部分と、止まる、曲がるべきところを示す点状の部分があります。

☆点字ブロックは、短所がある

そんな一見最強そうな点字ブロックですが、点字ブロックがないほうがいいなと感じている人もいます。まず、車いすなど、小さな車輪のある乗り物を使っている人。なるべく足を地面から上げずに歩きたい人。身体的な制約がなくても、点字ブロックで躓いてしまう人もいるかもしれません。小さな段差が移動を不快にさせる場合もあるのです。また、視覚障害のある人同士が反対方向から来てぶつかることもあります。点字ブロックがないと移動に支障がある人と、点字ブロックがあると移動がしづらくなる人とだったら前者が優先されるのは理解できます。でもできれば、もっと多くの人が移動しやすい道にしたいですね。

☆点字ブロックを平らにしたい

そのような、点字ブロックがない方が歩きやすい人が歩きやすい道になるためには、点字ブロックを平らにしたいところです。でもそれはもはやブロックじゃない、、、。現在、点字ブロックの中にQRコードを設置したり、ブロックそのものに色付けをすることで、スマホを使ったよりわかりやすい道案内ができるようなアイデアが開発されています。でもどれも、ぼこぼこからは脱却できてないのが事実。

こちらはLINEBeaconを埋め込み、近づくと音声でも案内してくれるものです。ぼこぼこだけに頼らない方法です。聴覚障害のない視覚障害のある方にとっては、とても可能性のあるアイデアだと思います。

例えば、点字ブロックの代わりに電磁石をたくさん地面に埋め込み、視覚障障害のある人が使う白杖の先にも磁石をつけることで、突っかかりを感じられるようにするのはどうかと思いましたが、お金がいくらかかるのか、、、(ただでさえ点字ブロックの整備が進んでいないのに、お金がかかるものが広がるとは思えません)

グーグルマップなどの地図と連携して、手元の板に自分のいる場所から先1メートルの道の形が浮き出るというのも思いつきましたが、事前に決めたルートでしか歩けません。

☆いろいろな人の生活に目を配りたい

点字ブロックが素晴らしい発明であったことには間違いないのですが、(しかも日本発!)さまざまな変革が起こる今の時代、せっかくなら当事者以外の視点も大切にしていきたいものです。あらたな「弱者」を生まないために。
(うたが良く言っている、「当事者じゃない」へのアンサー的なものかもしれませんね。このnote。 byうた)

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