煙が出せない女

みなさんはシーシャを吸ったことがあるだろうか。サブカル好きの女、ちょっとおしゃれを気取りたい男や女どもの間で最近流行っている中東発祥らしい嗜好品である。わたしもおしゃれを気取りたい雌どもの例に漏れずシーシャを嗜んでいる。シーシャを吸ったことのある人なら分かると思うが、ぼこぼこぼこぉとシーシャのボトルから音がなるまで息を吸って煙を吐くのがシーシャの醍醐味だ。今回はそんなシーシャ屋で出会うわたしが見かけるブスを紹介する。

シーシャ屋にはアットホームで常連が我が物顔で居座るシーシャ屋と、「俺シーシャ好きなんだよね」とドヤ顔で女に言うが、数回しかシーシャを吸ったことのないブス男と自称シーシャはじめてのブス女が来る店の2種類あるのだが、今回紹介するブスは後者の店でよく観察することができる。
このブスは相席屋で出会った男が出した、うっすくて雰囲気に酔ってるだけのクソみたいな煙を見て、「すごぉい、わたしも吸いたいっ」とホースを奪い取る。スタッフも「タピオカミルクティーを飲む勢いで」、「マックシェイクを吸う感じで」とアドバイスをするのだがそれらを全て無視するのが煙が出せない女である。
奴らはこぽこぽこぽぉと、普段ずびずびとタピオカを啜っている女と同一人物とは思えないほどか弱くホースを吸い、うっっっっすく見えないほどの僅かな煙を吐き出して「出ない、、、」と男を上目遣いで覗くのである。（ちなみにホースを両手で持つというぶりっ子オプションも大抵付けられている）
シンプルに死ねば良い