映画音楽制作に首を突っ込んだ経緯
こんにちは。
作曲家の堀田です。
本日は、ひょんなことから映画音楽制作を
する事になった経緯を書いてみたいと思います。
2020年、当時私は主人の赴任に伴い、
上海に住んでいました。
春節に一時帰国をし、あれよあれよと
コロナが蔓延し、会社から退避命令が出て、
上海には帰れなくなりました。
幸い日本には、いつでも帰れるように
今回は、たまたま家を借りていて、
コンテナは使わず、日本用の家財道具は
有りましたので、スーツケース1つで
帰って来たものの、生活は出来る状態でした。
その時ちょうど、連ドラの音楽制作を
チームでやらせていただいており、
急いで昔使っていた機材を組み立て、
足りないものは買い足しました。
音源などのソフトはライセンス販売ですので、
ダウンロードすれば使え、仕事環境を
整えて再開しました。
そして数ヶ月が過ぎた頃、文化庁より
補助金の話が出ました。
コロナで上海に帰れなくなり、仕事道具を
幾つかは買わざるを得なかったことで、
少なからずコロナの影響は受けたことから、
申請をする事にしました。
申請書の中に「あなたはその補助金で
何が出来ますか?」というような問いがあり、
私が貢献出来る事は何か考えました。
そして、きっと映像制作関係の方や役者さんなど、
コロナで制作が思うように行かず、
大変ではないか?と思い、期間を半年間と決め、
映画音楽制作を無償で致しますということで
申請をしたら通りました。
機材代を補助していただいたので、
シネマプランナーズというサイトを見て、
直感で良さげなところに連絡をした所、
直ぐに返信が5つくらいあり、私はその
ミッションを完了することが出来ました。
(うち2つはコロナでバラシになりました)
それからしばらくして、その監督の皆さんが
今度は有償でご依頼をしてくださるようになり、
それらが実績となり、新たな作品にも
携われるようになりました。
コロナから退避→仕事道具を失う→
補助金の申請→この道に入るという、
一見悪いことのように思われたことが、
流れに流されて、まさかのところに漂着しました。
そんなこんなで今現在に至りますが、
私としてはとてもやりがいのある仕事なので、
災い転じて福となすという結果となりました。
以上が、映画音楽の道に首を突っ込んだ
経緯でございます。
最後までお読みくださり
ありがとうございました!
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