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「リーサル指摘には命をかけろ」~リーサル指摘の注意点~

概略
リーサル指摘について私が考えていることなどをまとめつつ、指摘する際の参考になればいいなくらいの内容。

導入
カードゲームのライブ配信を見ていると、配信者の方やコメント欄で「リーサル指摘には命をかけろ」という旨の発言を見かけることがある。
なぜリーサル指摘にはそのような責任が伴うのか考えていく。

前置き
・リーサル指摘とは(シャドバ)
まずリーサルとは何か。ざっくり言うと「試合に勝てる状態にある」こと。シャドウバースでは主に「リーサル」と言う言葉を使うが他のカードゲームなどでも使われるらしい。
つまりリーサル指摘とは、主にその試合は「もう勝っている」「ここから確実に勝てる」と指摘することを指す。

本旨
・「リーサル指摘には命をかけろ」とは
リーサル指摘が正しい場合は通常問題ない。(配信者やプレイヤーが試合内容への助言等を禁止している場合などは当然問題あり)主に問題となるのはリーサル指摘が間違っている場合や、その指摘によって試合が不利または負けになってしまった場合である。
つまり、リーサル指摘によってプレイヤーや配信者が損をするリスクがあるのだから、指摘する側にも相応のリスクや慎重さを求めるべきである、ということが「リーサル指摘には命をかけろ」という言葉の趣旨になる。


対策
・リーサル指摘の作法
ではどのようなことに気をつけてリーサル指摘をすると良いのだろうか、以下に書いていく

① リーサル指摘をしていい場であるかどうか
まず1番重要なことは、「リーサル指摘をしていい場であるかどうか」である。これは前述したことだが最重要なので改めて。
カードゲームの試合は通常プレイヤーは1人なので、複数の人間がプレイに口を出しながらプレイをすることは特例である。対戦相手は1人で考えているのに、配信者はコメント欄の数百人と一緒にプレイを考えてるのは不公平とも言える。そのため公平な条件を求められる場面(公式試合や賞金がある時など)でのリーサル・プレイ指摘などはしてはいけない。
どのような試合やプレイをするかはプレイヤーに権利があるので、プレイヤーが指摘を聞きたくないと言っている場合ももちろん指摘してはいけない。

②リーサルの手法が間違っていないか
指摘された側を翻弄して不利益を与えることになるので基本は間違ったことを言わないように。
効果やコスト、処理順に間違いがないか確認する。

③誤解を与える言い方ではないか
自分の考えが合っていても正しく伝わるとは限らないので注意。具体的にいくつか挙げる。
*「勝ち」「gg」などを「圧倒的有利な状況にある」という意味でコメントする場合。
*ランダム性に左右されるリーサルの指摘である場合。(確定リーサルか不確定リーサルかを明記する)
*過去のプレイに遡って違うプレイしていたならリーサルだった場合。(基本的にはやり直しを考慮したものはリーサル指摘ではなくプレイ指摘。)

感想
リーサル指摘をすると優越感に浸れて嬉しいものです。なので私は結構言うタイプかなと自負があります。その分だけ何度も失敗したこともあるわけで、反省を込めてまとめてみました。

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