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.まさに神業

九谷焼いわたやの岩田です。

まずはこちらをご覧ください。

ぐい呑 赤絵細描亀甲文

こちら林美佳里さんという方の作品。

赤絵細描(あかえさいびょう)と呼ばれる画法で、文字通り、赤で細かな絵を描いてます。

何がすごいのか。

すべてが手描き。

初めて林さんの作品を見た時、思わず惹かれてしまいました。その時の感想?を少し書かせていただきます。


***


赤絵細描といえば、福島武山(ふくしまぶざん)氏。
この赤絵細描の第一人者。

林美佳里さんは、その第一人者である福島武山氏に師事し、いまは独立して多くの作品を手掛けています。


僕が林さんの作品に出会ったのは、九谷のお仕事を始めてから。

いわたやで取り扱うことになり、作品を手に取って見る機会がありました。


瞬間、衝撃を受けました。


まず出た言葉が、「うわっ」


めちゃくちゃに綺麗なんです。
赤でここまで綺麗に魅せれるの?と思ったぐらい。


そして知っておいてほしいこと。
なにかと言いますと、九谷の赤ってすごいムラが出やすいということ。

林さんの作品には、それが無いんです。
ほんと不思議。


加えて、一本一本の線が1ミリ以下(一応測ってみました、0.5ミリぐらい)。

さらに加えて模様一つ一つが細かく、均一。


『まさに神業』


そう思いました。


機械では絶対に不可能な域。
誰も真似できない。
林美佳里さん独自の技術。



心惹かれた瞬間でした。


***


語らせてもらいました。笑


手描きならではの、一味も二味も感じさせてくれる、そんな作品ばかりです。
コレクターが増える理由もわかる気がします。


オンラインでは、直接手に取れないので、少しでも伝わるように、慎重に撮影しました。(僕のカメラ技術で追いきれない模様もありますが。。それぐらいすごい。)


[ストア]→[ショップを見る]→[林美佳里]で探してみてください。



ではでは、また次回に。

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