『週刊ブレックス⑦』今季の選手評価(2)

7回目を迎えた週刊ブレックスです。
改めて、こんなテーマでやっています。

・オフシーズンの間、週1回を目安に
・5分程度で読めるコンパクトな文章で
・テーマは「ブレックス・ロス」を補うこと
・さまざまな情報を更新!


今週は先週に引き続き今季の選手評価ということで、1人ずつ今季の評価を書いていきたいと思います。
この評価については『今季自分の強みを活かすことができたか』に基準を置いています。その点ご了承ください。なお7月になりバスケは新シーズンが始まりましたが、先週からの続編ということで今季としています。


○今季のチーム改革
早速ですが選手評価を述べる前に、先週も述べていますがブレックスの今季の大きな変化は以下2つでした。

①ニュービルという新たな柱
②3Pチームへの変革


この2つの変化に良くも悪くも選手たちは影響を受けることに。
以下にこの変化に伴い、強みを発揮した選手とそうでない選手に分けて考えます。

・自分の強みを活かせたか
◎ ニュービル・遠藤・ナベ・竹内
○ 比江島・ギャビン
△ 鵤・ジェレット・フォトゥ・若手4人・(田臥)


先週は◎と○の6選手について書かせていただきました。今回は△とさせていただいた選手たちについて書いていきます。※あくまで私見になります。
では1人ずつ話します。


・鵤

今季はニュービルの加入により2nd PGに役割を変化しました。また得意とは言えない3Pシューターとしての比重が増えたシーズンに。
個人的には、彼は責任を与えれば与えるほど活躍する選手だと考えています。そのため「ニュービル+3P」というチーム変化によって彼の強みを活かす機会が減り、責任の部分も減ってしまった印象です。

また伸び代なのは相手PGへのOF。彼の強みは富樫・河村・齋藤・安藤・岸本ら有力な日本人PGに対して、体格を活かしたミスマッチをつけること。CS圏チームだとテーブス以外はミスマッチがつけるのはずですが、今季はそれが少なかった。
実際にCS千葉戦は、富樫のDFの負担が少なかったため、彼のシュートが落ちて来なかったとも考えられます。彼のDFは確かなものがありますが、OFでの強みを活かす方法も模索したいところです。ポストアップやドライブを積極的に活かし、またその日の調子によってはクラッチタイムで起用するなど彼に大きな責任を与えて欲しいのが来シーズンです。


・ジェレット
今季もサブからのスタートで、流れを変える役割を果たしてくれました。3Pは得意でもなく不得意でもなくといったところですが、要所で効いていたこと試合も複数ありました。特にトップの位置での3Pはフリーになりやすく効果的でしたね。
ただブレックスにとって、彼のインサイドの支配力はかなり大切です。そこにより伸び代があります。ビッグマンの中では唯一外からリングへアタック出来る選手(ギャビンもたまーにしますが)ですので、その強みを活かしたOFをさらに見たいところ。もちろん、そこからキックアウトして外の選手が3Pを打っても良いです。
DFはこのまま継続して欲しいですし、スタメンもありかなとも思えます。


・フォトゥ
彼は3Pがめちゃくちゃ得意なわけではないので、よりインサイドを使うことでOFの幅が広がります。そのため彼の特徴は活かしづらいシーズンでした。
また彼のOFの強みの一つはフックシュートであり、特に比江島との連携は3年間で阿吽の呼吸の域まで達しています。
もちろんOFの流れもありますが、ジェレット同様インサイドでの活躍を期待したい選手です。

ただ今季の特に終盤は、フィジカルなのかメンタルが原因なのか定かではありませんが、消極的なプレーが増えたことが気がかり。そしてその影響でシュートタッチが悪くなっていた(タッチが短い)印象でしたので、特に強豪相手には改善の必要性があります。


・若手4人
(小川・高島)

すでにB1上位チームでも十分に通用すると思いますが、彼らを活かすバスケはあまり見れませんでした。これはチームケミストリーを見ても仕方ないのかもしれないが、CSで彼らをローテに組み入れることが出来なかったのが敗因の一つになってしまったように思えます。

小川はハーフコートOFに課題はありますが、もう少し自由にやらせてみても面白い。本人の意向から見ても純粋なPGで戦っていきたいはずですし、彼中心にOFがまわる時間帯が増えればブレックスはより強くなります。
おそらくまだ実現していない小川-比江島-ニュービルの布陣は見てみたい。小川が比江島・ニュービルを操り出したらブレックスは止められないでしょう。


高島は彼の3Pセットを増やすこと(後半は増えましたが)、そして相手エースにマークをして成長をして欲しいです。仮に高島が富樫・河村(来季日本にいなそうですが)につければ、ニュービルの負担が少なくなる利点もあります。それだけのポテンシャルを彼は秘めています。
また実はドライブも通用すると思っています。左手の方が使いやすそうなのですが両方でのドリブルが出来ますし、それを用いたトランジションなんかも積極的に使っていきたいですね。



・(村岸・四家)

2人ともB1初年度ということで、出場機会が限られました。B1上位は厳しいかもしれませんが、中位〜下位相手には十分に活躍してくれました。来季は各々のレベルアップが必要で、村岸はDF力の向上とリバウンド、四家はゲームコントロール出来る力がつけば出番があると感じます。四家は新天地に行きますが、竜三親分の下で頑張って欲しい。


以上になります。
ここまでお読みいただきありがとうございます!色々書いてきましたが、全選手に期待することは間違いありませんし、来季は王座奪還のために応援します📣
そして来週のテーマは『(仮想)田臥勇太不在のブレックス』を考えますので、読んでいただけたら嬉しいです。

(余談)
今日は七夕。栃木は比較的見れるかもしれません。七夕といえば織姫と彦星ですが、この2人恋人だと思っていたのですが夫婦らしいです。

言い伝えによると、、
神様の娘の織姫と若者の彦星がおり、やがて2人は結婚した。すると、今まで働き者だった2人は急に遊んで暮らすようになり、全く働かなくなってしまったとのこと。
怒った神様は、2人の間に天の川を作って離してしまい、悲しみにくれた2人は泣き続けてしまった。
それを見た神様は、前のようにまじめに働けば1年に1度だけ、2人を会わせてくれると約束しました。それから2人は心を入れ替えて一生懸命働くようになったよう。
そして、2人は年に1度だけ天の川を渡って会うことが許されるようになり、その日が七夕とされるようになりました。

とのことです。
神様けっこう厳しいですね。2人はどんな遊びをしてたんでしょうか。まあそれは私たちには知る由もなく、神のみぞ知ることですね。
以上です。来週もよろしくお願いします!


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