デスクトップを整理する
Wordファイルを開き、いい加減進めなければならない仕事に取り組もうとしたけれど、なかなか進捗の思わしくない日だった。
書くべきことを思いつけないままぐずぐずと時間が過ぎてしまう。「とにかくなにかやらねば」と思った。
こういうとき、なにかひとつのことを「やった」からといって魔法のように仕事が捗りはじめたためしはない。さりとて何もせずに唸り続けていても意味はない。
こういうときに試してみた「なにか」としては、「いつもは文章を縦書きにしているけど、横書きで書いてみる」とか、「Wordではない文書作成ソフトを使ってみる」とかの例がある。原稿用紙に手書きしようとしてみたこともある。
繰り返すけれど、それで魔法のように捗ったというためしはない。
今日は、とりあえずパソコンのデスクトップを整理してみた。
「次にやるべき仕事」「その次にやるべき仕事」「いつかそのうち取り掛からなきゃいけない仕事」などをとりあえず全部デスクトップに置いていたのだけれど、これのせいで気が散っていたのかもしれない、と思ったのだ。
私はマルチタスクというやつができない人間で、一度にひとつのことにしか集中できない。小説をふたつ以上並行して書き進めようとして、上手くいったことはない。
だからもう最近は観念して、「今はこれをやる時期だから」と自分に言い聞かせて、一点集中スタイルで取り組んでいる。
けれど相変わらずデスクトップにはいろいろ出しっぱなしだったので、「いま進めている仕事」以外のものは、可能な限りフォルダーに収納していった。
それが午後になってからのことだけれど、もちろん、魔法のように捗りだしたわけではない。というか、文書作成ファイルを開いているあいだはデスクトップは見えないのだから、実質的にはデスクトップの散らかり具合は集中力・発想力と無関係だと言える。
私が今日やったことは、「テスト勉強をしなければいけないときに片づけを始める」のと似たようなことだったのかも。
このnoteは不思議と楽しく続けられているので、もういっそnoteの投稿フォームを使ってみたらお仕事が捗るのではないか? とすら思い始めている。間違って投稿してしまったら大変なので、実行する勇気はないけれど。
というわけで、なかなか捗らない日だったけれど、嬉しいことや楽しいこと、光栄なこともあって、いい一日だった気がする(まだ終わっていないけど)。
今日の残りも、明日も、その次の日も、地道に頑張っていきたい。
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