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謎の「WEB会議アレルギー」とその顛末

事件発生編

昨今「せき」はもちろん「クシャミ」に気を使う人は多いと思う。
在宅期間中、幸いにも毎日引きこもって体調は良好なのだが、なぜか突然クシャミと共に鼻水が出る時が定期的にあった。
もともとハウスダストアレルギー持ちなので、「この症状はいつものやつだな」と思った。
そういえば発症は仕事中が多い気がする。
しかし仕事スペースだけ過剰にホコリが多い…というのは考えづらい。
我が家は広めのワンルームなので、仕事スペースとベッドは隣接してる。
しかもよく考えてみるとアレルギーがひどい日と、なんともない日がある。
ずっと疑問に思っていた。
先日オンライン打ち合わせ時に、ふと気づいた
「あれ?打ち合わせのときだけくしゃみしてない?」
クシャミしながらの会議はミュートにして鼻をかんだり色々面倒だからだ。
この事に気づいたときは「ストレスか?」なども真剣に頭をよぎったが、別に打ち合わせ自体は(モノによるが)嫌いではないと思っている。
「無意識のトラウマが…?」などと色々悩みながら、ふと手にしたヘッドセット


以前までゲーム&Skype用に使っていて、買い替えたので在宅中仕事用に転用したものだ。
質も悪くなく、USB接続で取り回しが簡単だし、何より軽いのが気に入っている。
「そういえばこれむちゃくちゃ古いよな…」
試しにイヤーパットを触ってみるとなにかポロポロ黒いのが出る。
「……これか!?!?」
イヤーパッドを外し、洗面所にいって洗ってみると出る出るわ黒い粉が…
間違いなくこのイヤーパッド自体が徐々に崩壊しているのだろう。

ツイートしてみたらちょっと反響があった。

解決編

犯人がわかったところで、どう解決するべきか?
調べてみるも古い機種過ぎて替えのイヤーパッドは売っていなかった。
そもそも、ヘッドフォンに比べるとヘッドセットの交換パーツは少ない。
とはいえ、ヘッドセットはヘッドフォン、マイク、DACの集合体である程度枯れた技術でありしかも可動部も少ないため「イヤーパッドがボロいからヘッドセット買い換える」というのはあまりにも悲しい。
ハウジングのサイズを図ってみると9.3cmX8.3cmくらいだった。
なんかメジャーそうなサイズだ。(適当)
そこで「互換性がある製品があるのでは?」と考え、ゼンハイザーの後継機種を調べてみた。
結果、全然違った…。
さらに「代用きくようにメジャー機種と合わせてあるのでは?」とメジャーなヘッドフォンで近そうなのを見てみた。(900STとか)
特にそんなことはなかった…。
仕方なくAmazonで端からイヤーパッドのサイズを確認する作業を開始。
広大な大アマゾンで一粒の砂金を探すガリンペイロにでもなったような地道な作業!
まずサイズが書いてないものが大半。
「まあ機種が書いてあるのだからいらないよね。わかる。許さん!」
あと結構な確立でインチで書いてある。(変換した)
「滅びろヤード・ポンド法!!もう今後絶対国産とドイツ、オーストリアメーカーのヘッドフォンしか買わんからな!!」
苦闘の末、近似値のモノを見つけました。こちら。

結局ライバルメーカー(しかも米国)のヘッドセットが合うという皮肉

というわけで前置きが長くなったが装着してみました

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ぴったり!!
というわけでこの記事を書いてる間ずっとヘッドセットをしていますが、くしゃみは全く出ないのでおそらく解決できたと思います。
ズレもないし、つけ心地も特に問題ありません。良くなったまである。
つまりなぜこの記事を書いてるかというと

ゼンハイザーU320ユーザーのみなさん!!SteelSeries Arctisのイヤーパッドが合います!!!

以上でした


余談だけど、WEB会議用に各自ヘッドセットを用意して欲しいと思っている。
マイクの指向性と音の聞き取りやすさがぜんぜん違う。
ノートパソコンのマイクだと、そもそも位置の問題もあり、かなり聞き取りづらくて聞き直す時間が本当に虚無なのと、キータッチの音拾いまくる。
相互にマイクとヘッドフォンが良くなれば相乗的に良くなる。
カメラとディスプレイも良いに越したことはないが、まずは音周り。
できれば会社がちゃんと用意すべきだと思う。
新しい社会に適応していきましょう!ハードにコストはかけないけど、じゃ何も変わらないので。


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