推しメンが揃って舞台に出演した話

どうも。檜です。
そういえば今年、ぼく厄年なんですよね。

言われてみりゃ去年に比べて仕事はだいぶキツいし、身内でも色々あるし。
正直、今ここで○んでやろうかな〜ってカジュアルに絶命願望出てくることが
今年は結構あるんですけど、
週末の推し事でなんとか延命してる感じです。

で、ぼくの私生活での苦しみとは裏腹にぼくの推したちは大躍進を遂げまして。 

推しメン3人が揃って舞台のメインキャストを務めたの、
この先生きててもないでしょうね。



奇跡もイベ被りも、あるんだよ

色々な素晴らしい実力を持ったメンバーが多くいる中で
演技の外仕事、それもミュージカルとか舞台に抜擢されるなんて
そうそう無いことだと思ってるので、
去年のフラガールは驚きと実感の無さが感情の大半を占めていたのですが、
今年はすごく嬉しかったですね。

特に3期生の中途組(一般企業みたいな言い方)は
多分初めて?の大規模な外仕事なので、
チャレンジ的な意味合いもあったと思います。

3期は3期で一つのグループみたいなバランスの良さを感じつつ
且つそれぞれの個性が生きればもっと伸びるのにな〜と思っていたので、
全く新しい方向性のチャンスが舞い込んできたのは意外といえば意外でした。

実際に舞台を見たら納得の人選でしたがね。

ところで、どうして2つの舞台が上演期間丸かぶりしてるんですか??
全通出来ねぇじゃん。

レ・ミゼラブル〜惨めなる人々〜

じゃあ、各舞台の感想書いていきます。

レミゼはミュージカルが有名なんですね。
視野狭窄オタクのぼくは知りませんでした。

(ついでにシャニマスでよく見る希水しおさんが出演歴があるのも
情報収集してる時に知りました、納得のパフォーマンスですなぁ)

16世紀フランスの血生臭い激動の時代を生きる、
ジャンバルジャン(松本幸大さん)の生涯を描いた作品。

当時を実際に生きていた訳ではないけど、
ホントに作中の世界をリアルタイムで見ているかのような臨場感でした。

潮さんの話は後述しますが、
ご自身のラジオで「役(コゼット)としてその時を生きる」と仰っていた、
まさに言葉通りの迫力でした。本当によかった。

個人的には神父様がめちゃくちゃ威厳と品性に満ち溢れてて
スゲェ…カッケェ……って感動してましたね。
初対面のバルジャンの道筋と末路を全て分かってたみたいな振る舞い、
聖人って感じでした。
あんな風に年を重ねたい次第ですね。

ティナルディエ(鎌苅健太さん)の程よい悪党ぶりというかイカれ具合も
かなりインパクト残ってて、
毛色がだいぶ違うけど「海賊戦隊ゴーカイジャー」のバスコみたいな。
あ、バスコ役の細貝さん舞台フラガール出てたな。

女性陣で言うとファンティーヌ役の沙月愛奈さん
バチクソ歌が上手てビビり散らかしましたね…

ファンティーヌとバルジャンのデュエット好きだったな〜〜〜

あとものすごく可愛い子がいて、終演後30分くらいタグ漁ってたんですよ。

やった見つけた〜!!!!!えっっ15歳???ホントに????????

潮紗理菜さんの舞台適正

で、肝心の潮さんコゼットなんですけど、
ハマり役ってああいうことを言うんでしょうね。

無邪気さと純粋さで心が構成されてて人への思いやりを大切にしていて、
感情表現がストレートな中世ヨーロッパのスラム上がり箱入り娘ちゃん。
いやもうこれ以上ない役どころでしょ。

そんなコゼットも‘’外の世界‘’を知り、恋に落ちます。

戦場に行こうとするコゼットを殴り飛ばしてでも止めるバルジャンのシーン、
どうしてもバルジャンに感情移入しちゃうんですよね…

それにしても潮さんはフラガール〜レミゼを経て
“顔を殴られる演技”“感情爆発系の号泣”がすごく上手くなりましたね。

相手の男性が終盤ではコゼットに見守られつつ死んだと思ってたら
まさかのご存命でした。舞台見ててズッコケたのはじめて。

??「あの相手役の人、何枚出ししたんだろう…」

幕が上がる

こちらは打って変わって、部活に青春を捧げる系の物語。
部活に本気で取り組んでいる時の熱量の高さは
『響け!ユーフォニアム』を思い出します。

部活に没頭する高校生特有の体感時間の短さ、
生き急いでいる感じが場面転換の切り替えの速さとか
生徒組キャスト全体的な話し方で表現されてたように見えました。

演技をする高校生を演じるシーン、
大人の演技過ぎないバランス難しいんだろうな〜って観てて思いました。
ここまで演技のド素人がなんかそれっぽく感想書いております。

逆に大人組はゆっくりとした物腰で話してて
人生経験の豊富さを表してる印象で、
吉岡先生はその中間、
高校生目線では大人だけど人間的にはまだまだ未熟で、
部員を置き去りにして夢追い人になってしまったり。

Twitterでも割と話題になっているのを見かけましたが、
なだぎ武さんをはじめアドリブが毎回秀逸でしたね。

ガルル役の高井千帆さん、とてもお顔が良い………
元気印みたいな子本当にそのままでした。
中西さんとの顔合わせシーンでポニテフリ回したあと
ユッコ(陽世)の髪いじり出して手で払われてるの良すぎかて。

中西さん役の浜浦彩乃さんは良い声でした。種田梨沙さんみたいなイメージ。
女性声優の世界線があったかも。なかったかも。

気の強いいじめっ子役は圧の強さが凄まじいし、
カンパネルラ役は衣装と声色は少年のソレなのに
お顔が女性で訳分かんなくなってました。好き。

茉莉と陽世、ホントに頑張ってた。
すごく良かったし、いい意味で想像以上の仕上がりだったと思う。
これは後述します。

3期生の話

茉莉は全キャスト見てもセリフ量がダントツで多くて、
これホントに一人で喋るの??マジで???ってオタク騒然としてましたね。

本番のシーンの「幕が上がる」のセリフ、
地区大会と県大会で不安さ/自信 の感情がこもってて
同じワードでも全く違う印象を持たせられててすごく良かったですね。

陽世の演技もかなり自然な演技で、
喜怒哀楽の表現全部かわいかったですね。
キャラ設定の時点で「ユッコは可愛いけどワガママなところがある」なので、
もうビジュ含めて完全に解釈一致ですね有難うございます。

中西さんが入部するorしない でどっちつかずの時の
怒る演技は心の底からの怒りって感じですね。

前述した通り喜怒哀楽の表現がとても自然で、
『銀河鉄道の夜』のラストシーンは涙なしには見られませんでした。
ちなみに陽世も泣いてました。

ボツになったヤンキーぱる の演技をしてた頃を思い出すと涙が出てきますね…

👶<ウルサァァァイ‼️

ユッコのセリフで満面のキモオタスマイルかましたのが、
「今年の演劇部すごいんだよ!!!」ってお母さんに話すシーンです。尊死。

すごい個人的な話になってしまうんですが、
私が日向坂に沼落ちしたのと
ほぼ同タイミングで3期生の3人が加入してきて。

3人がそれぞれ苦心しつつも
色んな現場にチャレンジしてるのを見ていたので、
最後のカーテンコールで主演2人が
キャスト全員に迎えられる場面、
めちゃくちゃうるっときてしまったんですよね…

最終日のトリプルカーテンコールの時には
陽世が言葉に詰まるくらい泣いてたんだよなぁ……

あと陽世チェァンにサスペンダー着させたの誰ですか?????
俺と握手だバカ野郎!!!!!天才この野郎!!!!!!!!!!!!!

さいごに

地上アイドルとかに関係なく、
推しメンが舞台に出演するときは絶対観に行った方がいいですね。

1公演じゃなくて、できれば3公演。
5公演くらい行けたらいいな。

3期生が覇権取る日も近い(ニチャアア


で、なんで幕が上がるとレミゼのスケジュール丸被りなんですか???????????????????????????

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?