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仮面ライダーは「自ら棺桶に入る」という危険を冒したことがある!

棺桶タイトル

 これ、タイトルを見て「なんのことか全然わからん」と思われた方も多いであろう。
 しかし、仮面ライダーが自ら棺桶に入り、地面に埋まったことがあるのは、『仮面ライダー』劇中の事実なのだ。とっても小さなエピソードだけど、科学的には大きく不思議。一言で説明するのは難しいので、物語を紹介しよう。
『仮面ライダー』第6~7話で描かれたこの事件の発端は、第二次世界大戦の末期に遡る。劇中では「敗戦を覚悟したナチス・ドイツが、何兆とも何十兆ともいわれる財宝(注1)を、同盟国の日本に潜水艦で移送した」といわれていた。
 それから数十年――。財宝が日本に眠っていることを知った悪の秘密結社ショッカーは、ナチスの残党・ハインリッヒ博士と手を組み、死神カメレオン(注2)に秘宝のありかを記した地図を入手するよう指令を出した。
 この企みを知った仮面ライダーは、懸命に阻止しようとする。ライダーとショッカーの地図争奪戦は2週にわたって火花を散らすが、その地図は、最終的に死神カメレオンの手に落ちる。ややっ、財宝はショッカーの手に渡ってしまうのか!?

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