【21日目】久しぶりの勉強【クソではない】

ニート生活に入る直前くらいから、引越しの準備だとか、友達とお別れ会するだとか、何かにつけて言い訳をして、しばらくしていなかったことがある。表題の通り、勉強だ。

本を読んだり、用事のために作業はしていたが、自分ができるようになりたいことの勉強をサボっていた。とにかく、やらなければできるようにはならない。今日、たったの1時間だが、久々に取り組んだ。

やっぱり楽しい。オーストラリアに語学留学をする前に日本で英語の勉強を独学でしていた。留学から帰ってきて、関東での暮らしのゴタゴタの中に忘れてきてしまっていたが、何かを学ぶことは楽しいのだ。社会人になり、お金と時間をかけて自分の好きなことを選んで勉強できるようになった。子供の頃、早く大人になりたいな〜と思っていたことの潜在的な理由の1つはこれじゃないかとさえ感じる。

子供の頃は、訳も分からず決められたものを教えられるがままに勉強し、テストの点数で一喜一憂していた。日本人として生きていくために必要な知識であったとは、にわかに信じがたい勉強もあった気がするが、一旦そこは置いておこう。自分で、自分自身で興味があることを勉強しなければ、自分の中の好きだとか興味関心は深まっていかないんだぞ、そして何より自分の好きなことを勉強したり学ぶことは楽しいんだぞ、ってことをなんで中学生あたりで教えてくれなかったんだろうか。

そうしたら、たぶん高校とか自分の時間をたっぷりとれる。なおかつ、バイトとかで少しはお金も持てるあの時期に、自分の内側にある可能性の芽をたくさん伸ばすことにもっと注力できたはずだ。人のせいにしてはいけないけど、思春期の、特に男子なぞ、ロクなことは考えていないのだから、教師達がそっと教えてくれてもバチは当たるまい。昼寝と自慰行為以外に、もっとタメになることができると気づかせてほしかったものである。いや、今考えれば忠告やアドバイスはごまんといただいていたのだろう。思春期の男子にとって、昼寝と自慰行為の引力がいかに強力であるかということを再認識した。話が逸れた。

ともかく、昨日の自分ができなかった、知らなかったことを今日はできるようになる、理解している。これはほんとに素晴らしいことだ。ほんの少しでもいいから継続してやらなければいけない。わかっているのに、楽しいことではなく、楽な方に流れる。

楽ではない方が楽しいということを肝に銘じて頑張ろう。告白すると、昨日は久々に昼寝をしてしまった。思春期が終わっても昼寝のもつ魅力は衰えを知らない。

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