【99日目】これもDIYよな？【クソではない】

ニートになってからこの方、実家の洗濯機が、汚いとずっと思っていた。縦型のドラム内についているフィルター部分、あそこが全然掃除されている気配がない。

なぜこんな状態で洗濯機回せるのか、神経を疑っていた。両親にイラついている時なんかは、休みの日にテレビとか見てるのをみて、その時間あったらあそこのフィルター掃除しろよと思う日もあった。

結局、両親が買った洗濯機だし、その洗濯機を回すための電気代も水道代も払ってはいないので、ただ感謝するかお金を払うか以外に選択肢はないのだが、ずっと気になっていた。

そして、気になるならお前がやれよ。と気になった初日から心の中で聞こえていた声に従うことにした。実家で暮らし始めて以降なので、3ヶ月以上たってやっと行動に移したことになる。僕も大概である。

フィルターとその周辺の掃除くらい大した手間ではないので、作業自体はすぐに終わった。なんで、それくらいのことやらないの？と思うことは日常でいくらでもある。それくらい、と思うことなら自分がやったっていいのである。自分が替わりにやらなければいけない事に腹が立つのだが、これが非常に厄介だ。

こんな事すぐにできるんだからやってくれよ。ということを感じ良く伝えるのも難しいし、だったらお前がやったっていいじゃないという言い分が簡単に予想できるだけに言い出しづらい。そもそも、そんな小さなことで注意してくるこっちの器も小さい、みたいになっても癪である。でも、伝えないことには同じことが繰り返され、小さいイライラが溜まる羽目になる。

普段から、相手側からも言いやすい空気とか態度を心がけておくことで、いざ自分がお願いするときに言い出しやすいのでは？と考えてみたりするが、実際の問題解消につながるかは分からない。結局、黙って自分でやる(Do It Yourself)のが1番平和な解決策にも思える。人生むずい。