見出し画像

ばーばとサヨナラした日

6月7日、ばーばとサヨナラした。
正直まだあまり実感が湧いてないのだけど、

棺の中にお花を入れたとき
ばーばが火葬炉に入れられるとき
火葬炉の中でごうごう燃えてる音をきいたとき
骨になったばーばをみたとき

この4つの瞬間はばーばがもういないことを思い知らされて悲しくて涙が出てきた。
あと、わたしは泣いているひとを見ると泣いてしまうので、泣いている母親や叔母を見て、一緒に泣いた。


ばーばがいなくなったのは本当に突然だった。

5月半ばくらいから肺炎で入院していた。とはいっても、3月末にも肺炎で入院したけどお医者さんも驚くくらい爆速で退院したので今回も大丈夫だと思っていた。みんなそう思っていた。

じーじが星になってから今年で10年になる。
だから、ばーばはじーじにそろそろ会いたかったのかもしれない。じーじと命日が2日違いなのも、ばーばが選んだんじゃないかなと思う。
あと、ばーばは5人兄弟の末っ子で、お兄さんもお姉さんもみんな星になってしまっていたから、きっと寂しかったのかもしれない。
こっちよりもあっちのが楽しそうだなと思ったのかな。今頃はあっちでじーじや兄弟たちに囲まれて、たくさんかわいがられてるはず。

今、わたしはこっちで大切なひとたちに囲まれながら暮らしている。

家族、友達、すきなひと、先輩、上司…
わたしの大切なひとはたくさんいる。

わたしの大切なひとたちには、
どうか幸せでいてほしい。

美味しいご飯を食べてほしい。
あたたかいふかふかのお布団で眠ってほしい。
くだらないことでげらげら笑っててほしい。
すきなものに心ときめいてほしい。

大切な人たちの毎日がたのしく幸せに
穏やかにすごせるものであってほしい。

わたし自身もそうあれるように、今日も明日もその先も生きていくから、ばーばは上から見ててね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?