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「イルミナリオ・モネロ」が出てくる夢

「夢によく出てくるあの場所」が地理的に連続して登場。

いくつもの商店街が集まる起伏の多い街、(渋谷と下北沢を足してスケールダウンしたような)を抜けた駅前。

戦前の闇市の名残のあるマーケットを久しぶりに訪れたら、細々たくさんあったテナントはほとんどなくなって、ガランとしている。

マーケットの建屋を過ぎると緩やかな傾斜になっていて、以前はそこにも店が立ち並んでいたのだが、数軒だけが残っていて、ゲストハウス、営業時間の短いパン屋、カフェになっている。

どれも収益率低そうだが、一帯はアスファルトでなく芝草の道で緑が多く、古くなった建物が古民家風の雰囲気で、以前とは違う客層を集めていそう。

斜面は明るい森に続いていて、私はいつの間にか年上の友人とそこを歩いている。私は友人に、「欧米の山林を語るとき『森』っていうけど、日本の同じ場所を言うときなんで『ヤマ』って言うんですかねえ」などと問いかけている。

場面転換、森の近くにある、町工場を利用したゲストハウスに夫といる。クルマを使った家族旅行で立ち寄ったらしい。子供たちは小学生の設定。

先にチェックインしていた夫に、「子供たちは?」と聞くと、駅前でお祭りを見ているという。しかし戻ってくるのが遅い。私は不安になって娘に電話する(当時娘はスマホ持ってなかったけど)。

電話をかけた途端、弟を抱きしめ、真っ赤な顔で涙を浮かべた娘がドアを開けて入ってきた。よかった!

喜ぶ間もなく、肥満した大男がドアを開け、ダブルブッキングされたことがわかる。男はイライラしている。オーナーが遠隔地にいて、解決の難しいパターンだと悟り、我々は彼に宿を譲って出ていくことにする。

宿はいつの間にかひどく散らかっていて、まるで今まで誰かが住んでいたかのよう。そこから自分たちのものを集めてスーツケースにしまうのだが、片付けながらなのではかどらない。娘は丁寧に丁寧に服を畳んでいるので余計に遅い。

夫は車を取りに行ってしまった。不機嫌な男はドアのそばにいるのだが、明らかに危険な人物である。私は娘を急かし、一刻も早く外に出ようとするのだが、そういえばキーは夫が持っているはず……。

キーと一緒に、宿泊特典である「お茶漬けのもと」も渡さなければならないのに、両方持っていってしまった。早く戻ってきてよ!! とやきもきしているところで目がさめた。

夢のどこかで、

「イルミナリオ・モネロ」

という文字を目にして、それは何だろう? 起きたら調べよう、と思っていたので、そこだけ明晰夢っぽい。

※調べたら、モネロという仮想通貨が実在した。私は仮想通貨には毫の興味もないので、その名前は見たこともない。ましてや、それがなぜ「光」と結びつくのかさっぱりわからない。

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