オタク作家は分譲マンションの夢を見るか６

Phase６：○○キミに決めた～！

さて、長々と更新せずに失礼いたしました。去る８月上旬に父が急逝したために更新どころではなく、次いで愛娘（ウサギさん）も亡くなり、精神的にダウンしていた上に〆切が重なって思うように動けなくなっていて、今に至る。

さて、新築ではなく中古マンションを選ぶことにしたわけですが、実際に選ぶ段階で重要なこととして現地視察は欠かせないなぁ……と痛感した。

考えるべき部分はその部屋の居住性もさることながら、その立地は生活していく上で問題無いのか？　ということ。

最初に見た新築物件は、立地的には閑静な住宅街であり、土地は文京区に建っているのが売りだった。まぁ、世の中には文京区にお住まいのことが誇らしいと考える方がいるようなのだけど、ぶっちゃけっと子どもがいない僕には文京区だろうが豊島区だろうが関係ナイ。

実際にその物件は文京区の外縁部に建っている（建つ予定）ために、豊島区の商業施設が使えるから便利という売り文句だった。でも実際に住むとどうだろう？　と思う。まず地形を見ると谷地に建っていることがネックだった。買物に行くにしても坂を上がったり下りたりする。しかも、かなり細い道を。

昨今の天候事情を考えると、谷地というのはマズイんじゃないのか？　とも思ったりするわけですよ。洪水とか冠水とか色々とあるでしょう？　実際、それを考えて豊島区の神田川近辺の物件は候補から削除したわけだしさ。

さらに物件から歩いて約一五分の距離でJR大塚駅にたどり着くわけだけど、その間に使えるスーパーは２件。２件あるだけマシなんだけど、小さなスーパーなのでそこだけで買物が済ませられるわけではないというネックがある。他にスーパーはというと、大塚駅を越えて北側に行った所にある。物件から約３０分の距離になる。これでは使い物にならないし、西にあるサンシャイン６０まで歩いて行って、その脇の西友を使った方がよほどマシということになるだろう。

せめて徒歩一五分圏内で普段の買物が出来る場所が欲しい。おそらく、これは主婦をされているみなさんの総意でもあるだろうと思う。

そういうわけで色々と絞っていった結果、２つの物件まで絞ることに成功した。

徒歩圏にスーパーがあること。

駅までの徒歩距離が１０分以内であること。

夜型人間なのでコンビニがそれなりにあること。

どっちもその条件を満たしており、かつ、オートロックでペット可物件という条件を満たしていた。立地は池袋駅を挟んで東西にあり、東池袋vs西池袋という感じ。

投資物件として考えた場合、山手線の園内というのは重要な問題だと挙げている人がいるけれども、住むぶんにはあまり僕は重要視しなかった。むしろ外側の方が住宅街もあるからスーパーなどが充実していて住みやすく思えた。

ただ、東池袋の物件はサンシャイン６０まで徒歩３分という物件。窓からはサンシャイン水族館のアシカやアザラシが見えるよ～という楽しい条件があり、水族館大好きな僕としては魅惑の物件だった。

で、どっちを選ぶか？

決め手になったのは不動産会社の営業さんだった。西側の不動産会社の営業さんはテキパキとナンデモやってくれて、メールでの連絡など非常にスピーディーにこなしてくれたのに対して、東側の不動産会社の営業さんはどこかワンテンポ遅れる人。任せて大丈夫なのか？　と思えて仕方なかった。

なぜ営業さんが重要になってくるかというと、基本、個人で勝手に住宅ローンの申請を行わない限り、その営業さんを通して行う事になる。つまり、営業さんが頼りない人だと、銀行とのつながりも微妙になってしまう。実際の商売だってそうでしょう？　頼りない営業さんでは商売は上手くいかないと思う。

全面的に信頼が置ける人かどうか？　それが大切なんじゃないかなと勝手に僕は考えた。

ただでさえ、こっちは信頼性が薄い自由業者。銀行から見たらどうにもならないプー太郎なわけだからね。

というわけで、最終的には有名な不動産仲介業社のM社が扱う物件に決定したのでした。

問題はそれが買えるかどうか？　って事なんだけど、それはまた別のお話。

Phase７：団信のために出来ること

Coming Soon!!